若い世代が「物価上昇」でも貯蓄を増やす理由・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■若い世代が「物価上昇」でも貯蓄を増やす理由・・・
20、30代は前年より1カ月8000円台の増額
公開日:2023/11/25
どこの国でも元気な20~40代が飲食、旅行、
ファッション、スポーツ、車など消費の
牽引役なのに・・・(C)日刊ゲンダイ
考えさせられる調査結果だ──。
住友生命は先月、20~60代の結婚している
正社員や公務員5566人を対象に「家計」に
ついてインターネット調査を実施し、
今月公表した。
物価上昇の影響を受けている家庭は約9割
に上り、生活費は前年から月平均で
2万2825円も増加している。
驚きなのが貯蓄額だ。
物価が上昇しているのに、1カ月あたりの
貯蓄額は前年より5433円も増えている。
とくに若い世代の増額が顕著だ。
50、60代が約2000円なのに対し、20、
30代が8000円台、40代は6000円台だ。
経済ジャーナリストの井上学氏が言う。
「先日、来年度の年金は、物価上昇を下回る
水準に抑えられる見通しとの報道がありまし
た。もちろん、年金生活者にはきついニュー
スですが、それを見た若者は“年金は期待でき
ない”と思うはずです。物価上昇で支出が増え
る中でも貯蓄を増やすのは、それほど若者の
将来不安が大きいということです」
■マイナス成長は長期化か
7~9月の実質GDP(国内総生産)はマイナ
ス成長となった。
7~9月はコロナ5類移行後初の夏休みが含ま
れ、個人消費はプラスに転じるとみられて
いたが、消費もマイナスだった。
住友生命の調査でもアフターコロナの消費
意欲は約6割が「特に変化なし」。
5類移行後も消費マインドは盛り上がってい
ない。
「どこの国でも元気な20~40代は飲食、
旅行、ファッション、スポーツ、車など消費
の牽引役です。コロナ後の消費がパッとしな
いのも若い世代の動きが鈍いのが大きな要因
と思われます。若い世代が稼いだお金を消費
でなく、貯蓄に回すわけですから、GDPのマ
イナス成長もうなずけます」(井上学氏)
高齢者は年金目減り、若者は将来不安──。
消費低迷は長引きそうだ。
【転載終了】
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政治力と役人の世間ズレがあるからで
しょう。
党利党略、省利省略が横行しているせい
という事ですね。
まあ、官庁は″日本の平壌大学″と国際
社会から揶揄されている大学出身者が
支配しているのですから。
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