IMF専務理事がアベノミクスに強烈ダメ出し・・・

 日刊ゲンダイDIGITAL 


 【転載開始】 ■安倍首相赤っ恥

   IMF専務理事がアベノミクスに強烈ダメ出し

  公開日:2018/10/06 14:50


  アベノミクスの嘘っぱちに国際社会

呆れ返っている。 

経済状況を調査する定期協議で来日した

IMF(国際通貨基金)のラガルド専務

理事が、アベノミクス に痛烈なダメ出し

を連発した。


  4日の会見では家計所得の伸び悩み

などを挙げて 

「政策の見直しが必要になる」と切って

捨て、2019年10月予定の消費税増税

を巡っても 「単一税率が最も効果的だ」

と言及。 

増税不満へのガス抜きで導入される軽減税率

を否定した。

「日本経済は潜在成長率を上回る成長をして

おり、増税にはベストな 状況だ」とクギを

刺し、求心力低下 で3度目の増税延期を

もくろむ安倍首相を牽制したのだ。


  それに先立ってIMFが発表した声明は、

さらに踏み込んだ内容 だった。 

基礎的財政収支(PB)黒字化の目標時期を

20年度から25年度まで5年間もの先送り

を批判。


  〈財政枠組みは依然としてGDPと生産性

の伸びについて比較的楽観 的な見通しに依存

している〉と指摘し、 

〈現実的な経済成長予測に基づいた〉中長期的

な財政健全化計画を求め た。


  経済評論家の斎藤満氏はこう言う。


  「安倍首相は最長でも3年で政権 を去る。

IMFが懸念しているのは、アベノミクスに

振り回されたその後 の日本経済です。GDP

600兆円を 目指す安倍首相は財政出動の

口実を探しており、相次ぐ地震や台風 など

の自然災害に乗じて公共事業 のバラマキに

出かねない。日銀による国債の大量発行を

招き、金利上昇圧力を抑えるために日銀の 

国債買い入れに拍車が掛かる。 異次元緩和の

出口はますます遠の いてしまいます」


  安倍首相は総裁選の演説でも アベノミクスの

成果をまくし立てていたが、デタラメだ。 

13年と17年の経済統計を比較 すれば、

日本経済がチッとも好転していないことは

ハッキリしている。 

物価変動を考慮した実質賃金の指数は103.9

から100.5に 下落し、個人消費は実質

ベースで 291.6兆円から291.4兆円に

 ダウン。 

安倍首相は失業率や有効求人倍率の改善を強調し、

 「250万人の新しい雇用を生み だした」と

威張るが、そのうちの 211万人は65歳以上の

高齢者。 

年金をアテにできない高齢者が渋々働きに出ている

のが実態 なのだ。


  「IMFは日銀に金融政策のフォ ワードガイ

ダンスも求め、異次元 緩和の出口戦略を促して

いる。 欧米との金利差で広がる円キャリー 取引

の巻き戻しが起きれば、円高不況に転じかねない

と警告を 突き付けています」 (前出の斉藤満氏)


  アベノミクスは道半ばどころか、 首の皮一枚

の崖っぷちに追い込ま れている。 


 【転載終了】 

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  IMFに出向している財務官僚が、 安倍首相に

消費増税見送りしないように釘を刺したのでしょう。


  因みに、IMFへの拠出金は、EU圏 が

約2000億ドルです。


  日本は単独国でトップの600億ドル ですが、

2位以下は150億ドルとなって おり、日本が

ダントツに貢献しています。


  国連の拠出金然り。


  「IMFが何を偉そうに」と言いたいところです

が、IMFの背後で増税圧力を外から画策する財務

官僚をみれば そうも言えませんかね。


  こうやって見ると、日本はお金を 出すだけで、

見合った待遇はされ ていないですね。


  完全に外交では舐められている ということで

しょうか? 


LC=相棒's のじじ~放談!

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