安倍政権にロシア外務省が激怒「メガホン外交はやめろ」!?

 日刊ゲンダイDIGITAL 


 【転載開始】 


■安倍政権にロシア外務省が激怒

 「メガホン外交はやめろ」

  公開日:2018/10/16


  ウラジーミルとの“友情物語”は、 

やはりシンゾーの独り相撲だったのか。 

北方領土を巡る安倍政権の動向に、 

ロシアが強硬姿勢を強めている。 

ロシア外務省の情報新聞局が9月以降、

安倍政権に対して過激な批判を連発して

いるのだ。


  ロシアは9月2日、北方領土を含む 

各地で対日戦勝記念式典を開催。 

安倍政権が抗議すると、 

「日本は歴史について健忘症に陥る傾向

がある」と反発し、今月10日には 一層

強烈なコメントを出した。


  「南クリル諸島におけるロシアの活動 

に対する日本側の反応は、最近奇妙な形式

を取るケースが多くなっている。 在ロ日本

大使館の若手外交官がしばしば電話で伝え

てくる主張が、やがて 日本政府高官の声明

において公式の抗議として表明されている

のである」


  「日本が繰り返し行う『メガホン外交』

は、 2国間の前向きな雰囲気づくりに資さ

ないばかりか、逆にこれを損ない、ロ日関係 

全体の発展を妨げるものである」


  ロシアは21日まで北方領土周辺で射撃

訓練を計画。 

その通告を受け、菅官房長官が 

「外交ルートを通じて抗議した」と発言した

ことへの当てこすりらしい。 

駐日ロシア大使館の公式ツイッターにも 

〈いよいよ、日本語の訳も用意してまいり 

ました〉という書き込みで反論コメントの

日本語訳がアップされている。


  安倍首相はプーチン大統領と22回も首脳

会談。 

11月中旬にシンガポールで開催される 

東アジア首脳会議(EAS)と、11月下旬 

アルゼンチンで開かれるG20首脳会議を利用

し、年内に2回の会談実施を模索 しているが、

それにも暗雲が垂れ込める。 

駐ロシア大使館の相木俊宏公使が 

「EASでの日ロ首脳会談の可能性は排除され

いない」と回りくどい言い方でお茶を濁して

いる。


  筑波大教授の中村逸郎氏(ロシア政治)は

言う。


  「支給開始年齢を引き上げる年金改革の影響

支持率が4割を切ったプーチン 大統領は、

求心力アップに焦っています。 状況打開には

強硬な対外政策で強い ロシアを演出し、

1.2兆円を投じる計画の 極東開発を順調に

進めるほかない。その 格好の標的がスリ寄って

くる安倍政権なの です。軍事力も国際的な発言

力もなく、 北方領土返還交渉しか頭にない。

どんな に虐げても決して離れず、虐げるほど

貢ぎ 物を献上してくると侮られているのです」


  領土交渉棚上げの年内平和条約締結をブチ

上げられ、北朝鮮を巡る6カ国協議も ロシア

主導で日本抜きの5カ国協議にシフトしよう

としている。 

安倍首相の“やってる感”演出で北方領土 は

遠のくばかりだ。 


 【転載終了】 

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  ただでさえ外交では舐められているのに、

 直近の選挙では政権党が連敗しており、

 安倍首相は「レームダック」と認識され 

だしたのかもしれませんね。 


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