本当に消費税10%に上げていいのか? 日本は重税の欧州よりも悲惨になる
MONEY VOICE
【転載開始】
・本当に消費税10%に上げていいのか?
日本は重税の欧州よりも悲惨になる
・低所得者に逃げ場なし。
欧州よりも日本人の生活が苦しくなるワケ
■日経平均「423円安」は日本要因
安倍首相が本当に言っているので しょうか。
「消費税10%へ引き上げ」のニュース が流れ
ています。
日本経済が持ちこたえられるとは思えない
状況で、日経平均は423円安と大幅に下落
しました。
日経平均が大幅に下落したことについて、
大手メディアでは米国が為替条項(通貨安誘導の
抑止)を求めていることが理由とされています。
しかし、この下落は、明らかに消費税の引き
上げに対する反応です。
日本経済は、国民の低所得化が進み、内需が
落ち込んでいます。
さすがにこの状態での消費税10%への引き上げは、
日本国民や日本経済にとどめを刺すことになるで
しょう。
■安倍首相にも逆風
国民もとてもこのままでは暮らしていけない
ということで、この流れであれば、政局も不安定化
するでしょう。
自民党の総裁選で「3選」を果たしたばかりの
安倍首相ですが、 消費税には慎重に対処しないと、
すぐに「政局」になる(政変につながる 状況)で
しょう。
逆に、安倍政権の追い落としを画策するには、
消費増税はかっこうの政権批判材料となります。
これまでアベノミクスを進めてきて、デフレ
脱却に取り組んできた努力が、あっという間に
消えてしまいます。
国民は低所得化や貧困化にあえいでいますから、
このままでは「政局」になる でしょう。
■消費税が上がると逃げ場がない日本国民
日本と欧州が違うのは、日本の方が 「自腹」
で払うことが多いことです。
欧州では、教育費・低所得者支援 などで、
消費税(類似の税)が高くても 「自腹」で
支払わないで済む部分が 多いのです。
日本の方が、お金の出たり入ったりが頻繁で
忙しく、その都度、消費税がかかるということ
です。
また、先日も当メルマガで書きましたが、
日本は食料品価格が高い。
正確には、低所得層が買う食料品が高いので、
国民の「逃げ場がない」ということです。
■欧州の食料品は「税抜き価格」が安い
欧州では、フィンランドのように食料品価格
が安く、日本よりも消費税の負担が重くても、
税込価格が日本に比べて安い食料品がたくさん
あるのです。
例えば、ヨーグルト1個の価格。
日本では100円ぐらいでも、 欧州では、国によって
は、 半額の50円ぐらいという感じです。
ですから、消費税(類似の税)が、例えば10%
とか20%であっても、食料品価格がそもそも安い
ので、 日本より安く買えるということです。
高い税金があっても、1個60円 ぐらいなら、
日本に比べて生活は楽ですね。
ですから、商品全体の3割ぐらいの範囲までで、
価格が3割ぐらい安い外国の食料品があれば、
消費税が10%でも生活できるということです。
■安倍政権の支持率が大きく下がる?
安い食料品価格の選択肢がないと、低所得者は
追い詰め られます。
ですから、多くの国民の所得が増えない中で
消費税がさらに上がると、安倍政権には不利と
なり、「政局」にもなりかねません。
さすがに、日経平均423円安は
大幅な下落です。
欧米のクラッシュが波及という感じではない中で、
これだけ下落すると、 大きな意味があります。
【転載終了】
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国民に日本が特出した重税大国と
いう意識が希薄なような気がします。
我々、年金生活者は8%でも購入に
躊躇することがあります。
10%になればさらにきつくなりますね。
今の安倍一強は弊害ばかりなので、
政局もいいかもしれませんね。
ただ、対抗するのが石破派だけなので、
どうでしょうかね?
このタイミングでの増税実施発言は、
来年の選挙対策としか思えません。
選挙前ではインパクトが大きく、
選挙の 争点になるので一年前なら国民も記憶
が薄れると思っているのでしょう。
相変わらず、姑息な政権です。
まあ、海外紙からも、
「日本国民は忘れっぽい」と指摘されてもい
ますので、あながち間違った戦略でもないの
でしょうね。
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