上院勝利トランプ強気習近平との板挟みで安倍首相“悶絶”・・・

 日刊ゲンダイDIGITAL 


 【転載開始】 


 ■上院勝利トランプ強気 

  習近平との板挟みで安倍首相“悶絶”

  公開日:2018/11/07  


 米中間選挙は最終盤で 

トランプ大統領の共和党が追い上げ 

を見せた。 

下院こそ民主党に多数派を奪還され 

たが、上院は共和党が多数派を維持 

した。 

貿易問題での中国への強硬姿勢など 

が支持拡大の一因だ。 

米議会は4年ぶりにねじれ状態となる 

ものの、トランプは

「今夜はとてつもない 成功を収めた」

と強気の姿勢を崩していない。 


 トランプの次の“照準”は2年後の 

大統領選。 

支持の源泉とも言える強硬な対中姿勢 

はそのままに、日本にも同調を求めて 

くるに違いない。 

日中融和に踏み出した安倍首相は 

どうするのか。 

米中の板挟みで悶絶するんじゃないか。  


 ◇  ◇  ◇  


 先月26日の日中首脳会談後、 

「3原則」をめぐってスッタモンダがあった。 


 安倍首相は「競争から協調へ」 

「互いに脅威とならない」 

「自由で公正な貿易体制を発展」という 

「3つの原則を確認した」とテレビ出演 

で明言、首相官邸のフェイスブックにも 

書き込んだ。 


 ところが、習近平国家主席との会談 

に同席した西村官房副長官が、 

「3つの原則という言い方はしていない」 

と断言し、外務省も否定する文書を発表。 

しかし、安倍首相は国会答弁で 

「3つの原則を確認した」と強調して譲ら 

ない。  


 「どうやら、米国サイドから文句を言わ 

れたようです。それで西村副長官と外務省

が『3原則は確認していない』と否定し、 

日本は中国に接近しているわけではない、 

という姿勢を示した。しかしメンツがある 

から、すでに発言してしまった安倍首相は

撤回しないということでしょう」 

(自民党関係者)  


 トランプにすれば、日本が中国と仲良く 

するなんて、けしからん。 

特に「3原則」の3番目にある自由な貿易 

体制を共に発展なんて許せない、という 

ところだろう。 


  米国がカナダやメキシコと結んでいる 

NAFTAの新協定であるUSMCAには、

「非市場国との貿易協定に動けば、枠組み

を解消する」という事実上の「中国排除条項」

があるが、日米FTAにもこれが盛り込まれる

恐れがあるという。 

そうなれば、中国との貿易は制限される。  


 だが、中国は自由貿易に旺盛だ。 

習近平は5日、中国で開催された輸入博覧会で、

今後15年で物品とサービス を合計4500

兆円超輸入する見通し だと表明したのだ。 

日本企業にとって大いにビジネスチャンスに

なるのに、安倍首相がトランプに気を使って

いたら、 指をくわえているだけになりかねない。 


  国際ジャーナリストの堀田佳男氏が言う。  


 「トランプ大統領は再選を見据え、中国を

“仮想敵国”にして、ますます過激に増長して

いくでしょう。先日、トランプ大統領は米中

の貿易摩擦緩和に前向きと取れる発言をしま

したが、習主席と直接話せば、きれい事は言う

が、国内政治向けには 中国をガンガン攻める。

トランプ大統領は安倍首相だけは自分の味方

であり、ついてきてくれると思っています」  


 安倍首相は今ごろ、頭を抱えていることだ

ろう。 


 【転載終了】 

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 本来なら、どの国とも上手くやっていけるのが、

日本の利点だったんですけどね! 


  誰かさんが、敵を作りすぎです。

  

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