「すべてが裏目に出た」羽生結弦はなぜしくじった?

週刊女性PRIME


【転載開始】


■「すべてが裏目に出た」羽生結弦はなぜ

 しくじった?

  “自分イコール母親”の親子関係とメディア

 対応の悪手

 2024.1.12

■第34回 羽生結弦


 どんな人気芸能人も、オリンピックの

メダリストの好感度には敵わないと聞いたこと

があります。

大企業が、メダルが期待できる有望な選手の

スポンサーとなるのは、彼らの抜群の好感度に

期待しているからと言えるでしょう。

しかし、好感度がマックスに達するということ

は、見方を変えると「あとは落ちるだけ」とも

言えるわけで、引退後に何かがあると必要以上

にダメージが大きくなってしまうリスクもある

のではないでしょうか。


■取材という名の“嫌がらせ”に悩まされている


 フィギュアスケート界の宝・羽生結弦選手。

オリンピック連覇や国民栄誉賞など、彼の偉業

は今さらご紹介するまでもないでしょう。

その彼が、最近スケート以外のことで話題に

なっています。

お相手を明かさないままの結婚報告、そして、

たった105日後の離婚報告と不可解な出来事が

続きます。

合わない人と無理して一緒にいる必要はありま

せんから、離婚自体は全く問題ありませんが、

多くの人が羽生サンの言葉に驚いたことで

しょう。

羽生サンのコメントを抜粋してみます。


 「私は、一般の方と結婚しました」と書いた

羽生サン。

相手の女性は「家から一歩も外に出られない

状況が続いても、私を守るために行動し、支

えてくれました」と女性のガマンについて触れ

ています。

しかし、「現在、様々なメディア媒体で、一般

人であるお相手、そのご親族や関係者の方々に

対して、そして、私の親族、関係者に対しても、

誹謗中傷やストーカー行為、許可のない取材や

報道がなされています」と、メディアによる

取材という名の“嫌がらせ”に悩まされている

ことを明らかにし、「お相手に幸せであってほ

しい、制限のない幸せでいてほしいという思い

から、離婚するという決断をいたしました」

そうなのです。


 メディアのせいで離婚せざるを得なかったと

取れなくもない表現に、これは面倒くさいこと

になるだろうと私は思いました。

羽生サンはマスコミを十把一からげにしていま

すが、うちは強引な取材をしていない、

きちんとルールを守っているという自負がある

媒体にとって、羽生サンのコメントは

“言いがかり”のようなものですから、いい気は

しないはず。


 羽生サンは、

「酷い“妄想”とか、“想像”や“嘘だけ”で記事に

なっててびっくりします。すごいですね。訴訟

して勝ってもなにも良いことないのでしません

が」(原文ママ)とXに投稿しています。


 ファンは本人から「記事は嘘である」という

否定の言葉が聞けて安心できたかもしれません

が、「そこまで言うなら、どれがウソなのか

はっきりさせろ」と思った人もいたことでしょう。

この後、元妻の後見人を名乗る男性が、実名、

顔出しで「週刊文春」に登場し、二人のヤバい

結婚生活について証言しています。

元妻はヴァイオリニストとして活動していました

が、結婚のため音楽活動はあきらめたそう。

羽生サンのお母さんやお姉さんの命令により、

ゴミ出しや外部との連絡を取ることすら許されず、

羽生サンの身の回りの世話はお母さんがしていた

そう。

「文春」によると、羽生サンの家族が立ち上げた

ファミリー企業は、お母さんとお姉さんが取締役

として就任しているのに、元妻は加えてもらえな

かったなど、結婚したものの、のけ者にされて

いたようです。


■すべてが裏目に出てしまった


 一連の出来事を見ていくと、すべてが裏目に出て

しまったように思えてなりません。

最大のミスは、羽生サンが元妻の存在を公表しな

かったことではないでしょうか。

妻を明らかにすると、過去やら何やら掘り返されて、

いろいろ言われるかもしれない。

そうなると、羽生サンのイメージダウンになりかね

ず、ファンを傷つけてしまう。

お母さんやお姉さんは元妻に意地悪をしていたわけ

ではなく、羽生サンのイメージを優先して判断した

と思われます。

羽生サンのコメントには

「一般の方」「一般人のお相手」と繰り返し書かれ

ていますが、これは「一般人なんだから、取材する

なよ」というメッセージだと私は解釈しました。

一般人は私人にあたりますから、その人たちの

プライバシーを追いかけまわすことを法律は是認

しません。

羽生サンは親戚にすら結婚の事実を隠していたそう

ですが、本来味方であるはずの親戚すら信じずに、

羽生さんを守ろうとしたのでしょう。 


■妻を明かさなかったから報道が過熱した?


 しかし、世の中というのは法的な正しさだけで

動いているわけではないのです。

「妻を明らかにしない」ということは、メディア

にとっては「妻が誰かをつきとめれば、スクープ

になる」ことを意味しますし、結婚というおめで

たいことを隠されたら、親戚だっていい気はしな

い。


 つまり、妻を明かさないからこそ、報道が過熱

してしまうし、本来味方であるはずの身内も、

週刊誌の取材に応じてしまうのです。

そうなると、ますます羽生サンたちはメディアを

警戒し、その結果、元妻への行動制限もきつく

なってしまったのではないでしょうか。


 元妻の立場にしてみれば、れっきとした妻なの

に、まるで“日陰の身”のように隠されることに

納得がいかなかったことでしょう。

妻として社会的に認知されれば、ストーカー被害

にあうなど面倒なことが起きるかもしれませんが、

そのあたりの対応は警察がしっかりしてくれる

はずです。

ヤバい人は本当にごく一部で、ミセス羽生を応援

する人はその何百倍、何千倍もいて自信がついた

はず。

自分は羽生サンの妻なんだ、羽生家にも認められ

ているんだと思えば、制約のある生活も堪えられ

たかもしれませんが、結婚したのに存在を消すか

のようにふるまうことを求められたら、たいてい

の女性は参ってしまうでしょう。


 元妻も傷ついたことでしょうが、今回のことで

羽生サンのお母さんやお姉さんも

「ちょっとヤバそう」という余計なイメージが

ついてしまいました。

こういうことを防ぐためにも、羽生サンはマスコ

ミ対応に長けた専門家をつけて、その人を通して

報告なり、抗議をしたほうがいいのではないで

しょうか。


■羽生サンとお母さんは“母子一体型の親子”


 今回の離婚を機に、羽生サンとお母さんの近す

ぎる距離、母子密着を問題視する記事を見かけま

したが、密着を通り越して、母子一体型の親子な

のではないかと思います。

心理学では親子であっても「わたしとあなたは別

の人」であるとし、一線を引くことが健全な関係

を作ると考えていますが、母親はどうしても子ど

もと自分を同一視しがちです。

しかし、成長とともに子どもは自分の世界を持ち

始めて親から離れていきますし、いくら親が熱心

に教育しても、成績が伸びずに名門校に合格でき

ないなど、親は子どもに裏切られる経験を通して、

自然と「自分と子どもの人生は違う」と気付いて

いくでしょう。


 しかし、羽生サンのようにすばらしい才能を

持っている子どもの場合、「やればやるほど子ど

もは伸びる」わけですから、母と子どもはずっと

同じ目標を追い続け、その栄誉を二人で分かち

合うことになります。


 こうなると、「自分イコール母親」になって

しまい、羽生サンにとっては、お母さんを否定

されることは自分が否定されることのように

感じるでしょうし、お母さんも羽生サンの仕事

や生活に関することは「自分のこと」と捉え、

妻に引き継ぐことはしないと思います。

こういう親子関係の男性は、お母さんが息子の

お世話ができなくなった時が結婚のタイミング、

つまり晩婚向きではないでしょうか。

羽生サンは結婚するには若すぎたのだと思いま

す。

また、結婚相手の女性は、夫と対等な“妻”では

なく、お姑さんの意向を汲む“嫁”の役割が求め

られると思っておいたほうがいいと思います。


 幸いなことに、元妻である女性は前を向いて、

音楽活動を再開させているそうです。

過ぎたことは忘れて、羽生サンもがんばって

いただきたいと思います。


【転載終了】

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 我々が感じた違和感も、羽生氏は一度も

″妻″と呼んでいませんでしたね。

なんか、他人のように″お相手″としか呼ん

でいなかったように思います。


 何故、一般人にこだわったのでしょうか

ね?

前も書きましたが、比較するのは妥当では

ないかもしれませんが、奇跡の世代と言わ

れる羽生結弦氏と大谷翔平氏の家庭環境の

違いが出ているのでしょうか?


 ひいき目かもしれませんが、大谷翔平氏

は懐が深く、器の大きさを感じます。

(個人的な感じ方です)


 羽生結弦氏の家庭でちょっと気になった

のは、お母さんやお姉さんは登場しますが、

お父さんの存在が希薄すぎます。

羽生さんがスケートをやってこれたのは

お母さんやお姉さんのサポートが大きいと

思いますが、フィギアはお金がかかると聞

いていますので、資金的なバックボーンが

必要なのでは。


 兎に角、謎だらけの結婚と離婚、そして

家庭ですね。


 ファン以外では、なんとなく不快な思い

が残った問題ですね。


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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