来秋増税で「消費氷河期」到来必至!?
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■すでに購買心理は減退…
来秋増税で「消費氷河期」到来必至
公開日:2018/11/21
日本生活協同組合連合会
(日本生協連)は16日、
消費などに関する意識調査の結果を
発表した。
とてもじゃないが、来年10月の消費
増税はあり得ない。
すでに消費者心理はヒエヒエなのだ。
生協連は、消費者の暮らしや購買
に関する意識・行動調査を1994年
から3年に1度行っていて、今回は
9回目。
調査は6~10月に行われ、組合員
から有効回答3653件を得た。
昨年と比べ購入姿勢が
「消極的になった」と答えた人は
22.8%と、前回2015年の結果
(28.6%)と比べると5.8ポイント
減少している。
改善しているように見えるが、カラクリ
がある。
「15年は、前年の14年4月に消費税
が8%に引き上げられた翌年です。それで
財布のヒモが締まったのです」
(日本生協連・政策企画室の担当者)
15年調査で、購買姿勢が消極的に
なった理由のトップは
「物価が上がったから」で、62.1%
だった。
増税後に購買が控えめになるのは分かり
やすい。
一方、今回は増税後でもなく、 安倍政権
や日銀は「景気回復」や 「賃上げ」を盛ん
に強調している。
人手不足によってバイトの時給アップも
報じられている。
にもかかわらず、今回の調査では消極姿勢
は増税後の15年に 5.8ポイント差まで
迫っている――。
そう捉えた方がいいだろう。
今回、購入姿勢が消極的になった理由 は
「収入が増えない(減った)から」が
53.6%と最多だった。
また、お金をかけてみたいことでは
「貯蓄など将来への備え」(50.3%)が
1位。
これが今の購買心理なのだ。
「賃上げは一部の人にとどまっていて、
多くの人は、収入が増えない、ないし
減ったということです。お金の使い方で
貯蓄が多いのも将来への不安があるから
でしょう。この状態でさらに来年、消費税
が予定通り10%に引き上げら れたら、
ますます購買姿勢は消極的になるでしょう」
(前出の担当者)
消費増税に向けて、安倍政権は 軽減税率
や、キャッシュレス決済の ポイント還元
などの“策”を打っている。
景気の実体をウスウス分かっているからだ。
すでにヒエヒエの懐に、来年秋、消費増税
がぶち込まれれば、“消費氷河期”の到来は
必至だ。
【転載終了】
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いったん消費が冷え込んだら、 元に戻る
のは時間がかかるでしょうね。
財界が消費増税に賛成するのも不思議
ですよね。
財界もアベ友になってから おかしくなって
きてますね。
消費者のことを考えなくなって きています。
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