安倍首相まだ“石破憎し” ・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■安倍首相まだ“石破憎し”
防衛計画チームから重鎮締め出し
公開日:2018/11/25
国の安全保障政策にまで私情を
挟むのか――。
防衛関係者からは驚きの声が
上がっている。
今月、政府が年末に策定する新たな
防衛計画の大綱(防衛大綱)に意見を
反映させるための与党ワーキング
チーム(WT)が発足。
20日から議論を本格化させているが、
ベテラン防衛族が政策決定のラインから
外されているのだ。
「防衛関係の重要なWTには、防衛相
経験者が必ずメンバーに入っていました。
ところが、第1回会合に中谷元元防衛相
と浜田靖一元防衛相の姿はありませんで
した。本来なら、ともに防衛族の重鎮で
あるどちらかが座長を務めるのが筋なの
に、WTの座長に就いたのは10月の
内閣改造まで防衛相だった小野寺五典氏
でした。調べてみると、党の政策調査会
が作成したメンバーリストには中谷氏と
浜田氏の名前があったのに、官邸からの
横やりで急きょ外すことになったよう
です。2人とも石破茂元幹事長に近い
ために外されたともっぱらで、あまりに
大人げない。もちろん、ベテラン防衛族
の石破氏自身もメンバーには 入っていま
せん。小野寺氏を座長に起用したのも
安倍総理の肝いりです」
(自民党ベテラン議員)
■日本版NSCで決めるという意思表示
防衛政策にかかわる自民党内の主要
ポストからも、石破氏に近い防衛族は
遠ざけられている。
国防部会長の山本朋広衆院議員は、
小野寺防衛相の下で副大臣を務めていた。
部会長代理の福田達夫衆院議員は同じく
政務官だった。
「山本氏と福田氏は政務三役になる
までほとんど防衛政策に関わったこと
はない。ベテラン防衛族の影響力を退け、
官邸に従順なメンバーで固めたのは、
防衛政策は日本版NSCですべ て決める
という意思表示です。NSCは 首相、
官房長官、外相、防衛相の4大臣会合で
意思決定される。直近までNSCの
メンバーだった小野寺氏をWTの座長
に据えたのも、官邸に都合のいい取り
まとめをさせるためでしょう」
(防衛省関係者)
WTでは、防衛装備などに関する
5カ年計画を決める中期防衛力整備
計画(中期防)についても議論する。
前回、2014年の大綱見直しと
中期防策定時には、まだ日本版 NSC
の事務局が発足していなかった。
意思決定から防衛族を排し、石破派
の影響力をそぐことで、 次の5カ年計画
は官邸の好き放題になる。
米国からの武器調達計画が増大するのは
確実だ。
【転載終了】
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安倍首相は、教育係の久保ウメさんが
言うように、
「自分の意に沿わない人物は 遠ざける」と
いう性格は、幼少期から大人 になっても、
何も変わっていないようですね。
器が小さいのでしょう。
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