親の介護を苦に自殺・・・女性より男性が1.5倍も多いのはナゼ?

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 【転載開始】 


■親の介護を苦に自殺・・・ 

 女性より男性が1.5倍も多いのはナゼ 

 公開日:2018/12/05  


 11月22日午後6時45分ごろ、 

認知症とみられる父親(79)を、 

神戸市の中国自動車道・

赤松 パーキングエリアに置き去りに 

したとして、大津市の無職の女(46)

が保護責任者遺棄の疑いで兵庫県警に

逮捕された。 


 女は「私が面倒を見るより、警察に

保護されて施設に入るほうがいいと

思った」などと供述しているという。 


 老親の介護に疲れ、うつ状態に。 

ふと「いなくなってくれれば」と、 

よからぬ考えが頭をよぎり・・・ 

介護うつが高じて自殺、 心中という

ケースも珍しくない。 


 警察庁の統計によると、 

介護・看病疲れによる自殺は 

2015年に243人 

(男性148人、女性95人)、

16年に251人 

(男性151人、女性100人)、 

17年に206人 

(男性123人、女性83人)。 

気になるのは男性が女性の 

約1・5倍ということだ。 


 「自殺未遂を含めると、この数字

4ケタになるはず。今後ますます

増えるでしょう」と、全国介護者支援

協議会の上原喜光理事長がこう言う。 


 「仕事人間だった男性ほど、介護も

のめり込みがちです。何でも完璧に

こなそうとする。しかし、それは無理

な話で、時には誰かに愚痴を言ったり

して“ガス抜き”をする必要があるのに、

そもそも相談相手がいなかったりし

ます。男性はプライドが邪魔をして、

友人、知人に弱みを見せられなかった

りする。近所付き 合いもほとんどなく、

どんどん孤立し、追い詰められていく。

介護自殺の9割は“孤立”が原因でしょ

うね」 


 地域で孤立してしまった介護者の 

男性が、自ら周囲と関わりを持とう 

とすることは「まずない」という。 

孤立を深めないためには、周囲から

積極的に声をかけていく必要がある

そうだ。  


 「朝のゴミ出しの時に挨拶を交わ 

したり、立ち話をする程度でいい。 

周囲が声をかけてあげてください。 

逆に言えば、いざ親の介護で孤立 

しないためには、そうやって近所に 

顔見知りをつくっておくこと。

マンション の理事会でもスーパー

でも飲み屋でもいい。仕事以外の

人間関係をつくるのは女性の方が

上手ですが、 男性も40代になった

ら、地域の イベントに顔を出すなど、

横のつな がりを広げていくことです」 

(上原喜光氏) 


 あなたは弱音を吐ける相手が 

いますか? 


 【転載終了】 

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 私も妻も、お互い一人で親の面倒を 

看ているので、「心情的には理解できる」 

と話をしていました。 


 自殺者も増えてきているようですが、 

介護殺人も15年間で1000件弱に 

なっています。  


 この国は、世界第三位の経済大国と 

言いますが、こんな福祉に貧しい国は 

ありませんね。 


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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