5人に4人はタイヤチェーンが巻けない・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■国交省が規制強化も・・・
5人に4人はタイヤチェーンが巻けない
公開日:2018/12/19
正月休み、帰省や旅行に自動車を
使う家庭も多いはず。
だが、急な積雪に慌てることもある。
国交省は、今年1月の大雪で首都
高中央環状線の山手トンネルなどで
車が立ち往生したのを教訓に、
全国13区間においてチェーン規制の
検討に入った。
通行止めとなるような大雪の場合、
タイヤチェーン装着車のみの通行を
許可する方針だという。
だが、チェーンといっても、ほとんどの
ドライバーが装着した経験がない。
日本グッドイヤーによると、
タイヤチェーン装着未経験者は2人に
1人。
きちんと「装着できる」と答えた割合は
男女平均で22%しかおらず、
女性に至っては6%と心もとない。
それどころか、女性ドライバーの66%
(男性18%)は、現在履いているタイヤ
が、夏用か冬用かさえ「知らない」と
いうありさまだ。
もちろん、装着できても、それが正しい
場所に、正しく装着されていなければ意味
はない。
JAF(日本自動車連盟)が、雪道
(圧雪路)で駆動輪以外にタイヤチェーン
を装着してしまった場合の走行実験を
行っている。
実験車は前輪駆動だが、チェーンは
駆動輪に付けてこそ効果を発揮する。
「勾配12%(約6.8度)の坂道で
実験 したところ、前輪に正しく装着した
車は 坂道を上り切ることができたのに対し、
後輪に装着した車は途中でタイヤが スリップ
してしまい、上り切ることはでき ませんで
した」(JAF広報担当者)
昨年の山手トンネルでは、
勾配8%でトレーラーが動けなくなり、
10時間以上も立ち往生している。
さらにJAFは、平坦な道でチェーン
誤装着時の制動調査も行った。
ブレーキは4輪すべてにかかるため、
チェーン装着の位置は関係ないと思わ
れていたが、前輪に正しく装着 した車
(時速40キロで走行)はブレーキ から
28.0メートルで止まったのに対し、
後輪に間違えて装着した車は
35.3メートルと7メートルも長かった。
重大事故につながるだけに、
チェーンの巻き方をいま一度チェック
しておきたい。
【転載終了】
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一般道が大渋滞になりそうですね。
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