福岡知事選で“菅vs麻生”対立激化・・・

 日刊ゲンダイDIGITAL 


 【転載開始】 


■安倍政権内の力学に異変・・・ 

 福岡知事選で“菅vs麻生”対立激化 

 公開日:2018/12/20  


 会期延長することなく臨時国会が 

閉幕し、安倍首相は趣味のゴルフに

繰り出すなど、弱小野党のもとで

政権は安泰に見える。 

だが、ここへきて頼みの北方領土

交渉の行方に暗雲が垂れ込め、 

マスコミ各社の内閣支持率は 

こぞって下落。 

そのうえ政権内の力学にも変化が 

起きている。 


 16日の日曜日。 

菅官房長官の姿は福岡県にあった。 

福岡市内での講演や昨年登録された 

世界遺産を視察して回ったのだが、 

その視察先での菅氏の行動が波紋を 

呼んでいる。 


 自民党の福岡県連は、来年4月の 

県知事選について、現職の小川洋知事 

が態度表明する前に公募での選考を 

決定。 

福岡の大ボスである麻生財務相は、

現職とは別の候補の擁立を模索して 

いるとされていた。 


 そんな中、菅氏が福岡入り。 

小川知事が菅氏の視察に同行し、 

小川氏が自らの知事3選について 

「不退転の決意で臨む」と出馬を 

伝えたところ、 菅氏は

「しっかり応援する」と応じたと 

いうのだ。 


 「麻生さんらが『小川降ろし』で

動いて いたとこに、菅さんが機先を

制して小川 支持を打ち出したという

ことです。菅さん は麻生さんのテリト

リーにまで足を踏み入れてきたわけです。

もともと小川知事は麻生さんが擁立した

人。しかし、保守分裂となった2年前

の衆院福岡6区補選で麻生さんが推す

候補を応援せず、以来、関係がギクシャク

している。その補選で 菅さんは、麻生さん

とは別のライバル候補を水面下で支援。

結果は菅さんの勝利でした。菅さんは、

今度は水面下ではなく表でも麻生さんと

対立するのか」 (地元政界関係者)


 安倍政権において、菅氏の影響力は 

ますます増している。 

臨時国会で大モメした改正入管法も、 

来年4月施行を急いだのは安倍首相 

より菅氏だったというのがもっぱらだ。

安倍首相はむしろ、移民拡大を嫌う 

シンパの右派との板挟みだった。 

JIC(産業革新投資機構)の高額報酬

を問題視して世耕経産相に撤回させたのも

菅氏だとされる。 


  政治評論家の森田実氏が言う。 


 「総裁3選後の安倍首相には理想や 

目標が何もない。改憲も難しくなって 

いますしね。そうなると人心は離れ、 

政権内はガタガタしてきます。菅さん

と麻生さんは、『ポスト安倍は自分が握る』 

と主導権争いを始めたということ。2人 

とも閣内にいるのでそれが目立たない 

ようにしてはいますが、行動には野心が 

表れている。これからどんどんガタガタ 

した動きが増えるでしょう」 


 菅vs麻生の激化は、安倍首相の 

レームダック化の裏返しでもある。 


 【転載終了】 

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 麻生、菅、どちらがなってもポンコツ内閣

には変わりありませんね。  


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