保釈後にゴーン救出か?

 日刊ゲンダイDIGITAL 


 【転載終了】 


 ■保釈後にゴーン救出か? 

 特捜部が恐れる懐刀ケリーの反撃 

 公開日:2018/12/26 06:00 


 日産の前会長カルロス・ゴーン 容疑者

(64)が会社に私的損失を 肩代わり

させていたとして、東京地検特捜部に

特別背任容疑で逮捕された事件。 

新聞・テレビは連日、検察、日産からと

思われるリーク情報をタレ流し、報道は

「ゴーン真っ黒」一色だが、 

「特捜部VSゴーン」の勝負の行方は 

まだ分からない。 

キーマンのひとりとみられているのが、 

ゴーン容疑者の「懐刀」と呼ばれ、 

25日夜に保釈された前代表取締役 

グレッグ・ケリー被告(62=日産HPから) 

だ。


 ケリー被告は金融商品取引法 (金商法)

違反罪で起訴されたものの、ゴーン容疑者

と違って特別背任容疑では逮捕されず、

弁護人が東京地裁 に保釈を請求。 

25日にも保釈される可能性がある。 


 「長い間、ゴーン氏の側近として仕事を

こなし、ゴーン氏の権力を背景に社内を

コントロールしてきた」 

「不正な金融取引の首謀者であったことが

判明した」 


 11月19日の日産の会見で、 

西川広人社長はケリー被告をこう酷評し、

金商法違反の“実行役”と切り捨てていた。 

西川にとってはゴーン容疑者、ケリー被告を

一度にパージできてシメシメと思って本音を

漏らしたのだろうが、ケリー被告は怒り心頭

に違いない。 


 「そりゃあそうでしょう。脊椎に持病を

抱え、 自宅のある米国で手術の準備まで

していたのに、東京で取締役会を開くから

出席してほしい、と頼まれて渋々来日した

ら、その まま逮捕、東京拘置所の独房で

長期勾留ですからね。しかも、有価証券の

虚偽記載 という『形式犯』容疑で2回も

逮捕です。ケリー氏は弁護士資格を持つだけ

に、保釈されたら『不当逮捕』『日本の司法

制度は 人権無視』などと反撃に出るのは想像

に 難くありません」(司法ジャーナリスト)  


 ケリー匹見の妻・ダナ氏も公表したビデオ 

メッセージの中で、検察の過酷な取り調べ

対する怒りを爆発。 

その一方で、ビル・ハガティ駐日大使や 

テネシー州選出のラマー・アレグザンダー、 

ボブ・コーカー両上院議員に加え、

在日米国大使館、国務省などの支援に謝意を

表していた。 


 ケリーは2012年から代表取締役を務め 

るなど、ゴーン容疑者の信頼も厚かっただけ

に、今後、水面下で米国の政財界に

「ゴーン救出」を働きかける可能性は十分 

ある。  


 「ゴーンの特別背任容疑について特捜部に

詳述している人物とされるのが、オランダに

ある日産の子会社『ジーア』の取締役で、 

ケリー氏の部下でした。来日を呼び掛けたの

も、この取締役だったとみられています。 

保釈されたケリーは自分を裏切った部下と

日産に復讐するため、ゴーンと一緒に無罪を

勝ち取るためにあらゆるコネクションを使い、

裁判に備えるでしょう。公判前整理手続きで、

検察側の証人がなかなか決まらない、なんて

事態が起こり得るかもしれま せん」

(前出の司法ジャーナリスト) 


 東京地検の公判部担当は今からヒヤヒヤ 

しているだろう。 


 【転載開始】 

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 どうなるかわかりませんが、ゴーン氏 

の弁護団が反撃に出た場合、検察は起訴

に持ち込めるだけの証拠固めが出来て

いるのでしょうか? 


 海外での証言が取れないと検察は 苦しい

かも? 


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