安倍首相に消費増税“再々延期説・・・?
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■株価リーマン並み大暴落・・・
安倍首相に消費増税“再々延期”説
公開日:2018/12/27
日経平均株価は2万円割れの大暴落。
米国株の下落率は、2008年秋の
リーマン・ショック以来の大きさとなった。
早速、囁かれ始めたのが、景気後退を理由
とした消費増税の「再々延期」説だ。
先週、ダウ工業株30種平均の週間
下落率は7%に迫り、リーマン・ショック
以来、10年ぶりの下落幅となった。
日経平均も25日、終値が前週末比
1010円安とボロボロだった。
年初来高値2万4448円を付けた
10月2日から、わずか2カ月半で
5000円以上も下落している。
そこで、永田町で飛び交い始めたのが
消費増税の「再々延期」説だ。
安倍首相は先月1日の衆院予算委で、
「リーマン級の出来事がない限り、10%
にしていきたい」と説明していたが、
まさに米国株はリーマン・ショック以来の
下落幅。
しかも来年、日本経済は大不況に突入する
と予測されている。
菅官房長官は25日、会見で
「日本経済は堅調だ。リーマン級の事態が
起こらない限り、来年10月に(消費税を)
引き上げる」と話したが、政界は額面通り
に受け止めていない。
安倍首相は、これまで2度も増税を延期して
きたからだ。
「政界関係者の間では以前から、安倍
首相は『再々延期』に踏み切るのではない
かとみられていました。安倍首相は 過去
2回、国政選挙直前に延期を決定し、自民
を大勝させるという“成功体験”があるから
です。来年は4月に統一地方選 があり、
7月には参院選を控えている。今回も選挙
に勝つために来年春、サプ ライズ的に増税
延期を打ちだすのではないか、と囁かれ
ていた。政界関係者は みな『二度あること
は三度ある』と見て います」(永田町関係者)
それよりなにより、2019年は大不況
になり、消費税を上げたくても上げられ
ない可能性も高い。
■トランプ大統領も猛反対
22日に 「安倍政権は消費税を上げられ
ない」 (ベスト新書)を刊行した
経済ジャーナリストの荻原博子氏は
こう見る。
「沖縄県知事選で自民党は歴史的な
大敗を喫し、安倍首相は秋の総裁選
でも地方の支持をまとめきれませんで
した。相当、大きな“サプライズ”を打ち
出さなくては、来年の参院選挙を切り
抜けるのは困難でしょう。しかも、
トランプ 米大統領も消費税を否定的に
見ている。大手輸出企業に消費税が還付
される 『消費税還付制度』について、
『輸出を 促す不当な補助金』『政府に
よるダン ピング』などと批判している
のです。これだけの状況をはね返して
まで、安倍首相が消費税引き上げを決断
するとは思えません」
国民は安倍首相の“サプライズ”にダマ
されてはいけない。
【転載終了】
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統一地方選惨敗ならあり得ると思われ
ますが、果たして、汚れ役を演じた財務省
が受け入れるか?
有権者は、増税先送りは次期参議院選
のためと認識しなければなりません。
もういいかげん、安倍政権の誤魔化しに
気付かなければ、 再び、海外紙に国民が
バカにされます。
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