日産&検察の“騙し討ち”に激怒・・・

 日刊ゲンダイDIGITAL 


 【転載開始】 


 ■被告1カ月ぶり保釈のケリー 

 日産&検察の“騙し討ち”に激怒 

 公開日:2018/12/27 


 日産自動車と東京地検はヒヤヒヤ 

しているのではないか――。 


 25日、東京拘置所から保釈された 

日産の前代表取締役グレッグ・ケリー 

被告。 

金融商品取引法違反容疑で電撃逮捕 

された先月19日から約1カ月ぶりに 

シャバに出てきたが、体調が優れず、 

そのまま入院してしまった。 


 保釈の際に弁護人を通じ、 

「病気のため、苦しい拘置所生活を 

送ってきた」などと明かした。 


 「海外渡航禁止などの条件付きで保釈 

されました。ケリー氏は脊椎に持病があり、 

今月7日に米国で手術する予定でしたが、 

日産から社内会議への出席を求められて 

来日。日本に到着した直後、検察に身柄を

拘束されました。拘置所内で病状が悪化

したのか、腕や太もものしびれを訴えて 

いるといいます」(司法担当記者)  


 もともと体調が優れなかったケリー被告 は、

日産からの来日要請に 

「テレビ会議でお願いしたい」と話していたが、

日産は、 

「ゴーン会長の報酬に関する話し合いがしたい」

と強く来日を働きかけたという。 

要するに、ケリー被告は日産と検察の“罠” に

はめられてパクられた可能性があるのだ。 


 ■おびき出されて逮捕された可能性  


 ケリー被告は、自分を騙し討ちにした形 

の日産と検察に激怒しているはず。 

当然、これから反撃ののろしを上げるのは

間違いない。 


 元特捜検事で弁護士の郷原信郎氏が 

言う。 


 「日産と特捜部が共謀し、もともと来日する 

予定のなかったケリー氏をおびき出して逮捕 

したのだとすれば、不当な捜査権の行使にあた

るでしょう。海外にいる犯罪者を逮捕する際、

国内外の司法機関の協力を定めた国際司法共助

に基づいて手続きを踏まなければなりません

から。日本の検察が海外から酷評されても仕方

ないでしょう」  


 ケリー被告の妻ドナ氏も、夫の“不遇”に 

カンカン。 

2本目のビデオメッセージを公開し、 

「夫の健康状態が心配」「医者によれば、

すぐ に脊椎疾患の手術を受けなければ、

症状が 一生残ってしまう可能性がある」などと、 

ケリー被告の保釈を訴えていた。  


 「不当な捜査に加え、勾留中に持病が悪化 

していたら、検察の責任が問われるのは必至 

です。ケリー氏が今後、国家賠償請求する 

可能性もあるでしょう」(郷原信郎氏) 


 ケリー被告は、ゴーン被告の役員報酬を 

有価証券報告書に記載していなかったとして

再逮捕されたが、

「報告書への記載義務 はなかった」などと

一貫して容疑を否認している。 


 いずれ、日産と検察による騙し討ちが

 問題視され始めるかもしれない。 


 【転載終了】 

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 嫌な展開になってきましたね。  


 海外の弁護団が不当捜査で国際的な 

非難戦略を取ったら厄介なことになりそう 

です。 


  日産側が緊急文書を配布し、社員に 

ケリー氏と面会しないよう指示をしたよう 

です。 


 多分、社内にも反西川派がいるからで 

しょう。 


  社内から、西川氏の責任追及が起こる 

可能性もあるからではないでしょうか? 


 日産側が持ち掛けたのか?

 地検側が持ち掛けたのか?  


 日産や地検だけではなく、日本の司法へ

信頼や人権意識の低さが問われるかも。

 

LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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