平和条約交渉で好戦姿勢あらわ・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■平和条約交渉で好戦姿勢あらわ
プーチン大統領“真の狙い”
公開日:2018/12/29
安倍首相の呼び掛けで2年前に
始まった北方領土返還交渉は、
ロシアのプーチン大統領から
平和条約締結交渉にすり替えられ、
年明けに本格化する。
実務担当の河野外相が訪ロし、
1月14日にラブロフ外相と協議。
その後、安倍首相もモスクワ入りし、
同21日に25回目の日ロ首脳会談
を実施する予定だ。
その一方で、プーチン大統領は
北方領土の実効支配を強め、
好戦姿勢をあらわにしている。
日本の抗議をガン無視し、
ロシア軍が択捉島と国後島に建設
した4棟の兵士用宿舎に188世帯
が入居、来年にはさらに3棟が完成
するという。
米国の「核戦略見直し」に対抗して
開発を急いでいた
新型の極超音速ミサイル「アバンガルド」
を来年にも実戦配備するとも発表。
26日の発射試験では、
中西部オレンブルク州から約6000キロ
離れたカムチャツカ半島の標的への
着弾に成功したという。
■「極超音速ミサイル」配備へ
軍事ジャーナリストの世良光弘氏は
こう言う。
「ロシアは軍事面で世界の覇権を握った
と言っていい。とりわけ米国にとっては
大きな脅威です。アバンガルドはマッハ20
の極超音速で飛ぶ世界初の滑空兵器で、
弾道ミサイルと巡航ミサイルのいいとこ
取り。弾頭部分に滑空翼体(グライダー 弾頭)
を搭載し、宇宙空間から大気圏に再突入した
際にグライダー弾頭が滑空する仕組みで、
飛翔航路を予測できず、迎撃は困難です」
平和条約交渉を巡り、ロシアは1956年
の日ソ共同宣言を基礎とする立場だ。
この宣言には平和条約締結後に歯舞群島
と色丹島を引き渡すと明記しているが、
主権移譲には触れていない。
筑波大教授の中村逸郎氏(ロシア政治)
は言う。
「ロシアが日ソ共同宣言を持ち出したのは
領土返還に応じるつもりがないからで、そも
そもプーチン大統領はその意思がありません。
世論の反対も根強い。年末恒例の大規模記者
会見でプーチン 大統領が在日米軍の存在に
言及しましたが、局面を変える最低条件は
在日米軍の撤退なのです。プーチン大統領は
利害がぶつかる米国をシリアから追い出し、
中東支配を強めている。南北融和による
在韓米軍の撤退を後押しし、極東からも米軍
を締め出す戦略を描いているのです」
米国隷従の安倍首相がプーチン大統領
の要求に応じられるか。
答えはノーだろう。
平和条約交渉は日本から資金を引き出す
ツールにすぎない。
安倍首相は日本が初めて議長国を務める
来年6月開催のG20首脳会議のタイミング
で大筋合意を目指し、7月の参院選に向けた
成果を焦っているが、前のめりになるほど
術中にハマるだけだ。
【転載終了】
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米国は、F‐35の欠陥が表面化して
おり、戦闘能力はF‐16より劣るとか?
そんな戦闘機を日本は104機の購入
を約束しています。
F‐16より劣るというのでは、ロシアの
Su‐25やSu‐35には到底対応でき
ないということになります。
唯一、対応可能なのは、F‐22かも。
そのF‐22を、米国は日本への売却
を許可しませんでしたね。
F‐35より重要な機密があるのか?
ロシア、中国の軍事力が米国を
凌ようになったら、日本の駐留米軍は
撤退する可能性が高まりますね。
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