日産16億円謝礼のサウジ実業家は超大物!
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■特捜部は自滅必至…
日産16億円謝礼のサウジ実業家は超大物
公開日:2018/12/29
特別背任容疑で再逮捕された
カルロス・ゴーン容疑者。
私的な損失に絡み、協力してもらった
サウジアラビアの実業家の会社に
日産側から「謝礼」として約16億円
を入金させた疑いを持たれているが、
この実業家は世界有数の大富豪で、
サウジ王室とも太いパイプを持つ
超大物だ。
東京地検特捜部はゴーン容疑者を
「黒」に持ち込む供述を得られるのか。
ゴーン容疑者の知人の実業家は、
サウジでトップクラスの複合企業
「E.A.ジュファリ・アンド・
ブラザーズ」 の副会長を務める
ハリド・ジュファリ氏。
ジュファリ氏の父親が1946年に
創業し、 サウジ国内の電気や通信に
関わる インフラ整備事業のほか、建設、
自動車製造、流通分野にも参入して
きた。
サウジ最大の企業のひとつだ。
2016年には 「世界で最も裕福なア
ラブ人トップ50」 に入り、
「ジュファリ一族」として18位に
なった。
一族の資産は日本円で約5000億円
に上る。
ジュファリ氏は08年、アラブ首長国
連邦のドバイに設立した地域会社
「日産ガルフ」の会長に就任し、
中東地域全体で日産のマーケティング
を請け負っていた。
ゴーン容疑者とは30年来の付き合い
があるという。
さらに、サウジの中央銀行の理事会
メンバーを務め、王室との太いパイプも
持つというから、ゴーン容疑者の
「支払いは謝礼ではなく、日産のトラブル
解決や王族へのロビー活動などに対する
正当な報酬」との説明もあながちウソとは
言い切れない。
いずれにせよ、数千億円も保有する
超資産家が「16億円」でゴーン容疑者の
「犯罪」に手を貸すとは思えない。
ジュファリ氏からすれば“はした金”
だからだ。
■ゴーン前会長に不利な供述はしない
特捜部は特別背任を立証するため、
当然、ジュファリ氏から話を聞く必要が
ある。
しかし、思うような供述内容を取れるのか。
サウジメディアによると、ジュファリ氏は
15年にフランスとの貿易関係の促進に
貢献したとして、仏政府から最も名誉ある
「レジオン・ドヌール勲章」を受章。
ルノーの株主である仏政府から勲章を受けた
ジュファリ氏が、ゴーン容疑者に不利な供述
をするとは 思えない。
「ジュファリ氏の供述はゴーン氏の説明を
なぞるような内容になるでしょう。30年来
の付き合いで信頼関係もある 上、『ゴーン
容疑者から損失付け替えの相談を受けた』
などと話せば、取引 企業からは『ジュファ
リ一族は簡単に人を裏切る』と見られて
ビジネス上もマイナスになり得る。そもそも、
これ だけの大物が海外の検察を恐れるとは
思えませんから、ゴーン氏に不利な供述を
することはないでしょう」
(経済ジャーナリストの井上学氏)
サウジといえば、皇太子が著名記者の殺害
に関わった疑惑が浮上したものの、結局ウヤ
ムヤになった。
極論すれば“闇から闇に葬り去る” 「お国柄」
だ。
外の世界をナ~ンも知らない 「ぬるま湯」
育ちの日本の特捜検事が太刀打ちできる
相手じゃない。
ゴーン事件を機に旧日本軍と変わらない
時代錯誤の検察組織も改革が必要だ。
【転載終了】
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政治決着となった場合、特捜部長の
降格又は解任には疎か、その上まで
処分対象になるかもしれませんね。
もっと悲惨なのは・・・
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