円、年始の急騰で一時104円台・・・

 日経新聞 


 【転載開始】 


 ■円、年始の急騰で一時104円台 

 「AI」「薄商い」が拍車 2019/1/3 


 3日の外国為替市場で円相場が 

急騰した。 

対ドル相場は一時1ドル=104円台と、 

昨年3月下旬以来約9カ月ぶりの円高

水準を付けた。 

NY市場では米アップルの業績下方 

修正などの悪材料をきっかけに 

リスク回避の円買いが膨らんだ。 

これに続くアジア市場が年始で 

取引参加者が少なく、流動性が 

極めて低かったところに 

「人工知能(AI)による円買い」が 

加わったことが異例の急伸に 

つながったとみられている。 


 円買いが加速したのは、 

3日の午前7時半すぎ。 

それまで1ドル=108円台後半で推移 

していた円相場は、わずか1分程度 

の間に約4円(3.9%)も急騰した。 


 前日のニューヨーク市場ではじりじり 

とした円高・ドル安が進んでいた。 

米アップルが2日、2018年10~12月期の

売上高が当初予想よりも5~10%低い 

840億ドル(約9兆1600億円)にとどまる 

見込みだと発表。 

これをきっかけにハイテク株などに株安 

が広がり、市場では投資家心理の悪化 

から、相対的に低リスク通貨とされる円 

を買う動きが進んでいた。 


 ところがNY市場では108円台にとど 

まっていた円相場は、アジア市場の 

時間帯に入ると一気に急騰した。 

主犯とみられるのが「薄商いとAI」 

(クレディ・アグリコル銀行の

斎藤裕司氏) だ。 


 年始で祝日だった東京市場では、 

輸出入企業などの実需企業や生命保険 

や年金基金といった機関投資家も休み 

となり、取引参加者は極めて少なかった。 

このタイミングでNY市場での円高の流れ 

を受けて、AIのアルゴリズム売買が自動 

的に円買い注文を発動。 

「これに円売りで応じる取引参加者が 

いなかったことで、円高に歯止めが 

かからなかった」(斎藤氏)という。 


 外為証拠金(FX)取引を手掛ける日本の 

個人投資家によるロスカット(損失確定売り) 

も円高の流れに拍車をかけた可能性がある。  


 急激な上昇の後、円は足元で107円台半ば 

まで円安方向に切り返した。 

ただ、東京市場は明日まで取引参加者が 

少ない状況に変わりはなく、流動性が乏しい

中で円の乱高下が続く可能性もある。 


 【転載終了】 

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 3000万円が消し飛んだとか、他にも 

2450万円を損した個人投資家や、 

1000万円を10万円まで減らしてしまった 

サラリーマンなど、凄まじい金額を一夜 

で失ったとの報告が殺到していました。 


 大発会も、マイナスから始まり、

どんどん 下がっています。 


 1000円超の下げかも・・・?  


 2019年の安倍政権に暗雲が立ち込める

展開ですね。 


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