アンチではなく「知」が追い込んだ安倍寄り作家の新著騒動!
それでもバカとは戦え
【転載開始】
■アンチではなく「知」が追い込んだ
安倍寄り作家の新著騒動
公開日:2019/01/12
年末の安倍晋三のツイートを見て
飲みかけのみそ汁を噴き出した。
巷で話題のトンデモ本、 百田尚樹の
「日本国紀」を紹介していたからだ。
初版25万部の事故本を売りさばく
作戦か?
昨年11月の刊行なのに、帯に
「平成最後の年に送り出す」とある
のは愛嬌だが、
「私たちは何者なのか――。」という
あおり文句には
「バカなんじゃないですか」としか
言いようがない。
発売日前から百田の鼻息は荒かった。
《「日本国紀」が発売されたら、歴史
学者から批判が殺到するはず、と期待
するアンチが多いが、彼らの期待は
裏切られる。なぜなら「日本 国紀」
に書かれていることはすべて事実だ
からだ》
百田の予想通り、発売後、歴史学者
から批判が殺到することはなかった。
事実誤認だらけで、歴史学者が相手に
するようなものではなかったからだ。
皇室の「男系」の説明もデタラメだし、
内容も支離滅裂。
織田信長は「一向一揆鎮圧の際も女性
や子供を含む2万人を皆殺しにして
いる。
これは日本の歴史上かつてない大虐殺
である」と述べる 一方で、
「日本の歴史には、大虐殺もなければ
宗教による悲惨な争いもない」。
矛盾をツイッターで指摘されると、
百田は「そういう文学的修辞が読み
取れないバカがいるとは思わなかった」
と返答。
フランシスコ・ザビエルとルイス・
フロイスを間違えていた件に関しては
「どっちにしても外人や」。
本を購入し、具体的に間違いを指摘
してくれた人たちを罵倒するのは人間
としてどうなのか。
さらにはウィキペディア、新聞記事
や関連書籍、ネット上のまとめ記事から
の膨大な無断引用が発覚。
今どき、大学生のリポートでもコピペ
すればすぐにバレるのに。
百田は「全体の1%にも満たない」と
開き直ったが、そもそも量の問題では
ない。
指輪3個を盗んだ泥棒が取り調べで
「1個だけだ!」とドヤ顔で言うよう
なものだ。
なお、その後の検証でコピペとされる
部分は3%に達している。
今回、百田を追い込んだのは 「アンチ」
ではなく、歴史を正しく扱う「知」を
尊重する人々だ。
作家タブーにより大手メディアが百田を
批判できない中、特に「論壇net」 と
いうサイトを運営する「ろだん氏」の
追及は素晴らしかった。
知性はバカに屈しないという希望が
見えた一件でもあった。
【転載開始】
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百田氏は、知る人ぞ知るアベ友
ですが、この方は、暴言も多く、
とても作家という知の業界人とは
思えないですね。
発言が、物議をかもすことが、
多々、見受けられます。
この方が、突然出始めたのは、
安倍政権が発足してからですが、
メディアが安倍首相に忖度したの
ですかね?
本は、書店が注文したものではなく
出版社から勝手に送られ、書店で平積み
にしたようですね。
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