五輪裏金疑惑で日本政界が戦々恐々・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■仏当局捜査“飛び火”か
五輪裏金疑惑で日本政界が戦々恐々
公開日:2019/01/16
2020年東京五輪招致に関わ
る裏金疑惑を巡って、
仏司法当局が日本オリンピック
委員会(JOC)の竹田恒和会長
の捜査を開始。 竹田会長が15日
に会見し 「違法性はない」と主張
したが、“言い訳”は通りそうにない。
13年9月の招致決定に前後し、
招致委員会(14年1月解散)は
計2億円超をシンガポールの
コンサル会社に送金。
疑惑はこのカネが、同社経営者から
国際オリンピック委員会(IOC)
の委員で、開催都市決定の投票権を
持っていたラミン・ディアク氏の
息子に渡ったとされるものだ。
16年に疑惑が発覚した際、
JOCは第三者による調査結果を
公表したが、コンサル会社など
への聴取は行われていない。
元特捜検事で弁護士の郷原信郎氏は、
「コンサル会社とどんな契約 結んだ
のかなど、調査では具体的な内部決定
プロセスがほとんど明らかになって
いない。『違法性 なし』の根拠には
全くならないで しょう」と言う。
竹田会長は言い訳しても、 “クビ”は
免れそうにない。
「IOCも竹田会長を聴取するなど、
今回の一件を注視しています。 しかし、
問題があったからといって今さら東京
大会を白紙にすること はできない。
問題の早期解決のためには、少なくとも
竹田会長を辞任させる形を取らなければ
“ケジメ”をつけることはできないでしょう」
(スポーツライター)
リオ五輪を巡っても、ブラジル・
オリンピック委員会が ディアク側に2億円
超を送金した疑いで、会長が17年に
ブラジル 当局に逮捕された。
竹田会長のケースと酷似している。
■安倍首相も渦中のディアク氏と面会
さらに、仏当局の捜査対象には竹田会長
のみならず、招致に関わった政界関係者も
含まれる可能性がある。
「招致の旗振り役だったのは森喜朗
元首相。招致委には森元首相と昵懇の
遠藤利明元五輪相も名を連ねた」
(永田町関係者)
馳浩元文科相も、招致決定前に
自民党招致推進本部長として
「(五輪招致のため)知人・友人に働き
かけて東京招致に向けた機運を高める、
いわゆる『友達作戦』を展開」などと
語っていた。
極め付きは、13年9月のIOC総会で
「福島はアンダーコントロール」と語り、
招致に一役買った安倍首相だ。
14年1月9日、官邸で渦中のディアク氏
と竹田会長に面会。
15年6月6日にもディアク氏と会って
いるのだ。
仏当局の捜査はどこまで広がるのか。
「招致に関わった政界関係者は相当数
に上ります。仏当局がいきなり政治家を
捜査対象にするとは思えません。 ただ、
事実認定のために必要性が出てくれば、
招致委の事務局担当者などが聴取の対象
になる可能性はあるでしょう」
(元特捜検事で弁護士の若狭勝氏)
今ごろ、招致に関与した関係者は
戦々恐々だろう。
【転載終了】
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膨大に膨らんだ五輪費用から何%かは
政界に流れているでしょうから。
しかも、安倍首相はスーパーマリオ に
扮してまで行ってますからね。
スポーツレジェンドに任せればいい
ものを、バカとしか言いようがありま
せんね。
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