トランプ米大統領、貿易戦争に敗色濃厚・・・

 Bloomberg 


 【転載開始】 


■トランプ米大統領、貿易戦争に敗色濃厚- 

 関税の逆効果示すデータ続く 

 2018年12月7日 


 米商務省が6日発表した貿易 

収支統計によると、10月の財と 

サービスを合わせた貿易赤字は 

10年ぶりの高水準で、1-10月 

の累計は前年同期比で11%余り 

拡大した。 

10月は対中国で過去最大の 

赤字を記録。 

この勢いが続けば、米国の 

通年の貿易赤字は史上初めて 

6000億ドル(約67兆7000億円) 

に達する。 

トランプ氏が大統領に就任した 

2017年1月から、1000億ドル 

以上増加することになる。


 トランプ氏の貿易赤字削減 

計画には、経済の法則が立ち 

はだかる。 

例えば、トランプ氏は新たな 

関税を相次ぎ打ち出したが、 

それが中国製輸入品の駆け 

込み需要を生んだ。 

中国の報復の対象となった 

大豆など米国からの輸出品 

にも駆け込みは起こった。 

しかし、長期的なデータは 

トランプ氏の基準の下で中国 

の勝利と解釈できるような 

傾向を示し始めている。 


 米商務省の統計によると、 

1-10月の米国の対中輸出額 

は1025億ドルで、前年同期に 

比べ約10億ドル減少した。 

これに対し、中国からの輸入額 

は約350億ドル増の4470億ドル 

だった。  


 オックスフォード・エコノミクス 

のエコノミストらは6日付の 

リポートで、米中首脳会談で 

中国側が米国からの輸入を増や 

すことに合意した後も、全般的 

なトレンドが大きく変わるとは 

考えにくいとの見方を示し、 

世界的な景気減速もあり米国の 

「輸出の伸びは弱まり続けると 

見込んでいる」と記述した。 


 中国に対して米国が課した関税 

は、中国の報復措置ほど効果的 

ではないことを示唆する分析も 

ある。 

トランプ氏の関税に反対する実業 

界と農業界のロビーグループの連合

「タリフ・ハート・ザ・ハートランド」 

の分析によると、米国の関税対象 

とされた品目の輸入は9月まで 

増加を続けた。 

これに対し、中国や欧州連合(EU)、 

その他の貿易相手国による報復 

関税の対象となった品目の米国 

輸出は同期間で26%余り減少した。 


 【転載終了】 

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 例えば、SNSの競争になると、

アメリカ で開発されたアプリと、

ほぼ同じ機能を持つ自前のSNSを

開発し、それが アメリカも含む

外国でも使われるようになって

いるようです。  


 たとえば、TiKToKなどは日本では 

まだあまり普及してないませんが、 

中国のこの手のアプリとしては大成功 

で、中国国内では4億人、アメリカを 

含む海外では2億人のユーザーを持ち、 

TikTokはアメリカのiPhoneによる 

ソーシャルメディアプラットフォームの 

月間ダウンロードの約30%を占め、

 FacebookのInstagramとGoogleの 

YouTubeを上回ったそうです。 

(ネットゲリラ氏の情報より) 


 米中は当事者ですが、日本だけが 

飛び火で被害を受けたような感じで 

すね。

 

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