国民民主&小沢一郎氏の合流で強まる“解散風”・・・

 日刊ゲンダイDIGITAL 


 【転載開始】 


 ■自民に焦りが 

  国民民主&小沢一郎氏の合流で強まる“解散風” 

 公開日:2019/01/25 


 国民民主党と自由党の合流に 

向けた動きが、永田町をザワ 

つかせている。 

国民民主の玉木雄一郎代表は23日、

総務会で合流構想について、

正式に交渉入りを提案。 

同党内では合流に対する慎重論が

くすぶっているものの、具体的な

対応は玉木に一任された。 

巨額の“闘争資金”を得た自由の 

小沢一郎代表が再び「剛腕」を 

発揮する――。 

自民党は、現実味を帯びてきた 

野党大再編の動きに慌てている。


  自民がビビッている理由は 

国民民主と自由の合流によって、 

小沢氏が国民民主のカネや組織 

を手中に収めるからだ。 

合流が実現すれば、小沢氏が 

幹事長に就任するとの見方が根強い

ことも自民の警戒感を強めている。  


 「カネを持った小沢氏は手ごわい。 

国民民主の資金を手にすれば、選挙

に向けて何を仕掛けてくるか分から

ない。統一地方選と参院選が控えて

いる今、野党再編が進むのは痛い」

(自民党関係者)  


 実際、国民民主の資金は潤沢だ。 

金庫には、旧民進党時代から蓄えた 

カネが少なくとも50億~100億円 

は眠っているといわれる。  


 加えて、国民民主に今年支払われる

予定の政党交付金は報道各社の試算に

よると、54億600万円にも上る。 

自由が受け取る2億7500万円の 

約20倍だ。

両党の間には憲法改正や原発政策を

巡って深い溝があるものの、国民民主

の眠れる資金は小沢氏にとっても

魅力的だろう。 


 ■自民に残された可能性は衆参W選挙  


 両党の合流によって、小沢氏が手に

するのは、闘争資金だけじゃない。 

国民民主が抱える約7万5000人に 

上る党員・サポーターや約750人の 

地方議員(いずれも昨年9月時点)と 

いった地方組織もセットで付いてくる。 


 両党議員が全員合流すれば、国民民主

は参院で野党第1会派に躍り出る。 

野党間での発言力が高まれば、折り合い

の悪い立憲民主党にも野党再編を呼び

かけやすくなるのだ。 


  政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏は

こう言う。 


 「自民が国民民主と自由の合流を嫌が

る理由は、他にもあります。自民と国

民主は、憲法改正に前向きであるという

点で一致しているので、安倍首相周辺に

は、 憲法改正発議に必要な両院な総議員

の3分の2以上の賛成に国民民主が入って

くれるのではという期待感すらある。とこ

ろが、 小沢氏が合流したら、自民は絶対 

に国民民主を取り込めなくなります。つま

り、憲法改正の協力を得られなくなると

同時に、野党を切り崩せなくなるのです」  


 玉木は、23日の総務会終了後、

「自由党と交渉に入りたい。できるだけ

早く小沢氏に会って具体的な中身を詰め

たい」と語り、前のめり の姿勢を見せた。 


 きょう開催予定の両院議員総会で了承

を目指し、28日召集の通常国会までに

構想をまとめる方針で ある。  


 「先日行われた日ロ首脳会談の結果次第

で、冒頭解散もあり得たでしょうが、日ロ

首脳会談では何の成果も上げられなかった。

国民の信を問うものがないので、冒頭解散 

の可能性は低いのではないか。ただ、国民

民主と自由の合流によって野党再編に弾み

がつくと、自民は参院選に危機感を抱くで

しょう。となると、残された可能性は、衆参

ダブル選挙 です」(鈴木哲夫氏) 


 政権運営がピンチになるたび、解散総選挙

を打ってきた安倍首相のことだ。

 急に解散しても不思議じゃない。 


 両党の合流に対し、 

「官邸が焦って国会冒頭に解散する可能性もある」

(自民党議員)というから驚きだ。 


 【転載終了】 

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 立憲民主は、政権を取るという気概が 

感じられませんよね。 


 枝野代表の姿勢にガッカリした国民は

決して少なくないような気もしますが。 


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