日ロ交渉ご破算で・・・プーチンの“安倍パッシング”が始まる!
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■日ロ交渉ご破算で・・・
プーチンの“安倍パッシング”が始まる
公開日:2019/01/28
安倍首相の外遊詰め込みで
先延ばしにされた通常国会は
28日、ようやく召集された。
「戦後外交の総決算」を掲げる
安倍首相は、日ロ平和条約締結
交渉を前進させると意気込み、
25回目の首脳会談に臨んだものの、
手ぶらで帰国。
「外交交渉」を口実に詳細な説明
から逃げているが、日ロ交渉は
終わったも同然だ。
共同通信が26日に報じた
パノフ元駐日ロシア大使の
インタビューは、合点がいく内容だった。
それによると、北方領土問題を巡り、
安倍首相は昨年11月の首脳会談で
プーチン大統領に1956年の
日ソ共同宣言に基づく交渉受け入れを表明。
歯舞群島、色丹島の引き渡しだけで解決
する方針を伝えたという。
国会にも国民にも一度も説明すること
なく、従来の政府方針である4島返還
を後退させ、2島返還で手を打とうと
しているの である。
ロシア側には好都合な展開にもかか
わらず、先週の首脳会談はシラケきって
いた。
プーチンの遅刻はお決まりだが、民間企業
トップらの同行を拒否。
共同記者発表で安倍首相がプーチンとの
親密さをアピールするとラブロフ外相は
露骨に顔をしかめ、両首脳の握手 シーン
では日本側が拍手で盛り上げたにもかか
わらず、ロシア側は棒立ちだった。
「プーチン大統領は昨年まとめた年金受給
開始年齢の引き上げで世論の猛反発を招き、
急激に求心 力を失っています。14年のクリ
ミア 併合で支持率を上げたように、 ロシアは
領土拡大には大賛成し、 喪失には大反対する
国民性です。 このタイミングで領土交渉を
進めようとする安倍首相は“招かれざる客”で
しかありません」 (筑波大教授の中村逸郎氏)
■支持率さらに低下 過去最低32・8%
ロシア政府系世論調査機関
「全ロシア世論調査センター」の 政治家
信頼度調査(20日時点)に よると、
プーチンは1位だったものの、 「信頼する」
との回答は32・8%まで 低下。
06年以降に公表している中で最低の数字だ
という。
「ジリ貧の支持率に苦しむプーチン大統領
にとって、領土交渉は鬼門 です。安倍首相を
相手にするだけ、世論の反発を増幅しかねない
状況 のため、“安倍パッシング”に拍車がかかる
のではないか」 (対ロ外交関係者)
ラブロフがしかめっ面を見せたのは、
安倍首相が「6月にウラジーミルをG20
サミットにお招きします」と言及した瞬間
だった。
慣例を破ってG7前にG20を開催する汚い
手まで使い、7月の参院選対策の成果に躍起
の安倍首相だが、「プーチン欠席」で大恥を
かく展開もありそうだ。
【転載終了】 *********************
「嵐」の、このタイミングでの休業記者
会見は、スピン報道としか思えませんね。
安倍首相の無能さをB層に隠すには効果が
あるでしょうね。
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