“アベノミクス偽装”に加担した財務省の大罪・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■厚労省に続き・・・
“アベノミクス偽装”に加担した財務省の大罪
公開日:2019/01/29
底ナシの疑惑に呆れるばかりだ。
厚労省の統計調査不正で、
「賃金伸び率」がデタラメだった問題。
厚労省だけでなく、財務省による
“アベノミクス偽装”も明らかになった。
そもそもの問題は、統計不正の影響 で、
アベノミクスの成果として喧伝されてきた
「賃金伸び率」が二転三転していることだ。
厚労省は23日、再集計値を発表。
「21年5カ月ぶり」と発表した昨年
6月の賃金伸び率3.3%を2.8% に
修正したが、24日の衆院厚労委で、
より実態に近い数字が「参考値」の
1.4%だったことが判明した。
厚労省の発表が不正確だったことが
明らかになり、「アベノミクス偽装」
「賃金偽装」などと物議を醸している。
野党議員らは、25日の野党合同
ヒアリングでも「賃金偽装」を追及。
厚労省が発表した「参考値」に基づいて
野党が独自に計算した賃金伸び率を示し、
昨年1~11月 の実質賃金の伸び率が
平均で マイナス0.5%であると主張
した。
国民民主党の山井和則衆院議員は
ヒアリングで、
「昨年の賃金伸び率はマイナス 0.5%
だと分かった。今後の政策を見直す必要
があるのではないか」 と財務省を追及。
財務省は「見直す必要はない」と強弁し、
理由として「賃金の動向を考える際に、
前年度の動きについて参考値を見ている」
からと居直ったのだ。
要するに、政策をつくるにあたって
「参考値」の方を重視していると白状した
のである。
この答弁がオドロキなのは、財務省は
自ら、政府発表の「公表値」 よりも
「参考値」の方が大事だと認めたからだ。
つまり、国民に対して、アベノミクスの
成果を“演出”するための数字をワザと見せ
てきたと白状したに等しい。
山井議員に改めて聞いた。
「財務省は、本当は賃金伸び率が低い
ことを認識しながら、国民を欺いてきた
のです。賃金伸び率について 参考値を見る
と言っているので、国民だけがあたかも
アベノミクスが成功していると思わされ
ていた。安倍首相は総裁選前のインタビュー
で賃金の 上昇について『成果が出ている』
と明言していますが、実態はそうではない。
国民の間で『賃金が上がった』 という実感
がないのも当然でしょう。実態の数字を隠し
て政府に都合の良い数字を喧伝するのは、
第2次大戦下の大本営発表と同じですよ」
財務省は、公文書改ざんの大罪から何も
反省していない。
【転載終了】
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嘘ばかりの政権ですが、国民に
負担をかける法案だけは本当なの
だから困ります。
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