【アベノミクス偽装】2015年、官房長官は厚労省から説明を受けていた!
田中龍作ジャーナル
【転載開始】
■【アベノミクス偽装】 問題の2015年、
菅官房長官は厚労省から説明を受けていた
2019年2月12日
きょうも小川淳也議員(立民)は、
首謀者たちを目の前に置き疑惑
の本丸に踏み込んだ。
きょう午前あった衆院予算委員会で、
「賃上げ偽装」が官邸主導で行われ
たことを改めて示してくれた。
以下小川議員の質疑をもとに記事化
する ―
学識経験者などからなる「検討会」
(※)において、勤労統計は変更され
ないという結論が出たのに、なぜか
総務省の統計委員会に議論が召し
上げられた。
※正式名称:「毎月の勤労統計の改善
に関する検討会」
統計委員会は申請主義をとっている。
各省が申請して初めて統計委員会が
開かれるのだ。
ところが麻生大臣の鶴の一声が出る
直前の2015年6月、「未諮問審査事項」
という聞きなれない概念が作り出された。
長年諮問してない統計は、俺たち(官邸)
から見直しを指示するというトップダウン
の形式にまでなったのである。
麻生大臣の鶴の一声はこの年の10月
に開かれた経済財政諮問会議で飛び
出した。 会議の議長は安倍晋三首相。
学識経験者などからなる「検討会」は、
政治的意図の入る調査方法に反対して
いた。
麻生大臣の方針とは逆だったのである。
鶴の一声以降、検討会は開かれて
いない。
小川議員は「サンプルを入れ替えて
数字が悪くなったため、菅官房長官が
カンカンに怒った。厚労官僚は震え
あがった」とする東京新聞の記事
(11日付)をもとに菅官房長官を直撃
した。
官房長官は「官僚に対して激怒する
ことはない」と否定しながらも、
「統計の専門家の意見を聞いて検討
する旨の説明を受けた」として厚労省
から説明を受けたことを認めた。
官僚出身の小川議員は返す刀で
斬り込んだ。
「激怒する官房長官はそんなに怖く
ない。激怒しない官房長官のほうが
もっと怖い。当時説明を受け、それに
対する官房長官の反応なり意見が
厚生労働省にとっておそらく相当な
プレッシャーだったのではないか」。
小川議員は「最近、この厚生労働省
の勤労統計研究会、そして統計委員会
の委員に対して、官邸官僚、総理や
官房長官の秘書官、補佐官が当時の
経緯をあまり外でしゃべるなと圧力
をかけているという噂がある」ことも
明らかにした。
実際、委員たちに当たって当時の
経緯を聞いているが、彼らの口が
だんだん重くなってきているという。
【転載終了】
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官邸では、菅義偉官房長官。
党では、 二階俊博幹事長。
この二名が安倍政権暴政の核
かも。
○○に権力を与えてしまうと、
いいように利用されてしまうん
ですよね。
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