領土問題棚上げでも・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■領土問題棚上げでも・・・
ロシアに大金迫られる安倍首相の哀れ
公開日:2019/02/22
ロシアに一方的に押し込まれて
いる北方領土の返還交渉。
平和条約締結は絶望的になって
いる。
そんな中、足元を見られている
安倍首相が、プーチン大統領
から“大金”を巻き上げられそう
になっている。
ロシアの天然ガス大手「ノバテク」
が手掛ける北極圏ヤマル半島の
「液化天然ガス(LNG)事業」に、
巨額の出資を求められているのだ。
総事業費3兆~4兆円の1割を
三菱商事と三井物産が出資し、
その半分を日本政府が賄うプラン
が浮上しているという。
1500億~2000億円に上る。
筑波大教授の中村逸郎氏
(ロシア政治)が言う。
「いま、プーチン大統領は困り果て
ています。ヤマルLNG事業はロシア
経済の命運をかけた事業です。米国
のティラーソン氏が率いるエクソン
モービルと一緒に開発していたので
すが、2014年のウクライナ問題
でのロシアへの経済制裁でプロジェクト
はストップしています。維持費だけで
年間数十億ドルもかかり、ロシアは
一刻も早く再開させたい。トランプ政権
でティラーソン氏が国務長官に就き、
プーチン大統領は制裁解除を試みました
が、その後、ティラーソン長官が解任
されてしまった。経済制裁が続く中、
欧州からの出資は難しい。プーチン
大統領は日本だけは、経済協力して
くれるとみています。安倍首相に早期
の決断を迫ってくるで しょう」
日ロ交渉でコケにされたものの、
安倍首相は領土交渉の進展を夢見て、
協力する可能性が高いという。
だが、日本にとっては貧乏クジだ。
「ヤマルのLNG開発は、日本に
メリットはありません。パイプライン
を敷設して、LNGを欧州に供給する
プロジェクトだからです。タンカーで
日本にLNGを運ぶのはコストが合い
ません。加えて、経済制裁でストップ
しているロシアの大型事業に日本が手を
差し出すことは、制裁を課している欧州
各国の反発は避けられない。領土問題
も進展しないの に、自国に全くメリット
がない大型事業に経済協力するなどは
あり得ない。もし、安倍首相が出資に
応じるとすれば、背任行為です」
(中村逸郎氏)
血税を使わせてはいけない。
【転載終了】
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やはり、事務方の力量不足ですかね~?
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