安倍首相が統計不正追及に「だから何だってんだ!」と逆ギレ野次!

 LITERA 


 【転載開始】 


 ■安倍首相が統計不正追及に 

 「だから何だってんだ!」と逆ギレ野次!  

 「私は国家」とまた独裁発言もポロリ 

  2019.02.28 (抜粋) 


 「不適切な取り扱いや事実と異なる 

虚偽の説明をした」ことを認めつつ、

「隠蔽は積極的に隠すこと」という

“独自要件”によって 「組織的隠蔽はない」と

した特別監察委員会の追加報告書が、

昨日公表された。 

この報告書では、やはりと言うべきか、 

肝心の官邸の関与については調査が 

おこなわれずじまい。 

再び「お手盛りだ」と批判が起こっている。


 いい加減な報告書の内容からは、 

さっさと統計不正問題の追及から逃げ 

たいという安倍首相の本音が透けて 

見えるようだが、きょうの衆院予算委員会

では、またも安倍首相が付け上がった姿勢

を見せた。 


 それは、2018年1月からの「毎月勤労統計」

調査において産業構造や労働者数などの変化

を統計に反映 させるための

「ベンチマーク更新」でさかのぼり補正を

おこなわなかった問題について立憲民主党

の長妻昭議員が追及をおこなっていた際の

こと。 

この「ベンチマーク更新」にともなう補正

を廃止したことは、2018年の賃金伸び率 

引き上げに大きくかかわっているのだが、 

厚労省の有識者検討会では補正をおこなう

ことで中間的整理案がまとめられていた

にもかかわらず、補正を廃止してしまった

のだ。  


 この問題について、石田真敏総務相は 

話を誤魔化すような答弁に終始。 

だが、その答弁の不正確さを長妻議員が

指摘している最中、こんな発言が飛 出し

たのだ。  


 「総理、いま変なヤジ飛ばされました? 

『だからなんだってんだ』と。いま聞こえ 

ましたよ」 


 長妻議員の発言中の出来事でもあり、 

音声で安倍首相のヤジは確認できなかった

が、安倍首相は2月18日の同委でも

「選挙に5回勝ってる」とヤジを飛ばし、 

20日には根本匠厚労相に「いったん下がれ」 

と自席から指示をおこなうという“事件” 

まで起こしている御仁だ。  


 その上、この長妻議員との質疑応答では、 

“消えた年金”問題の追及で開き直った無責任

な態度をとったことに非難の声が飛んだ際、

安倍首相は 

「席からヤジるのだけは、やめてもらえま 

せんか?」 

「誠意をもってお答えしているんですから」

と述べていた。 

「ヤジはやめろ」と言った本人が、そのすぐ

あとヤジを飛ばしたというのである。 


 だいたい、この「ベンチマーク更新」に 

ともなう補正を検討会のとりまとめを覆して 

廃止した問題は、前述したように2018年の 

賃金伸び率引き上げに大きくかかわる重大 

な問題だ。 

それを「だからなんだってんだ」と開き直る 

ようなヤジを飛ばすとは……。 


 いや、安倍首相がもっとも矮小化に必死に 

なっているのは、首相秘書官が圧力をかけ 

ていたという事実があきらかにされてしまった 

ことだ。  


 2月22日に公表された、官邸による圧力を 

証明するメール。 

これは厚労省の有識者検討会で座長を務める

中央大学・阿部正浩教授に対し、厚労省の

手計高志統計情報部雇用・賃金福祉統計 

課長補佐(当時)が2015年9月に送った

もので、「官邸関係者に説明をしている段階」 

「委員以外の関係者(中江元哉首相秘書官) 

から部分入れ替え方式で行うべきとの意見が

出てきた」といった文面が登場する衝撃的な

内容だった。 


 そもそも、中江前首相秘書官は参考人招致 

された国会で、同年3月に厚労省職員と面談 

した事実について 

「専門家の意見を聞くなど改善の可能性をに 

ついて問題意識を伝えた」 

「(検討会の)議論やその結果について報告 

を受けた記憶はない」と答弁してきた。 

それがどうだ。 

実際には検討会の報告を受けていた上、 

「部分入れ替え方式で行うべき」と明確に 

指示を出し、結果として「専門家の意見」を 

覆させていたのである。  


■「私が国家です」また出た安倍首相の 

 傲慢発言! 自民党では4選の動きも  


 あまりにもわかりやすい首相秘書官の暗躍 

が次々と発覚していることを追及されている 

のに、十八番の民主党政権批判にすり替える ──。

みっともないにも程があるだろう。 

しかし、いくら話を誤魔化しても、この政権で 

官邸による官僚支配が進み、安倍首相に仕える

首相秘書官たちが“お友だち優遇”や 

“アベノミクス偽装”に関与したことは、歴然と

した事実だ。 


 そして、こうした権力の濫用を象徴するような 

出来事が、きょうも起こった。 

長妻議員は 「ギリシャも統計の問題が発端で経済

危機が 起こった。統計の問題を甘くみないほうが

いい。 扱いによっては国家の危機になりかねない、 

そういう認識はあるか」と問うと、安倍首相は 

長々と答弁するなかで、こう発言したのだ。  


 「いま、長妻議員はですね、国家の危機かどうか

(と訊いた)。私が国家ですよ。総理大臣が国家の

危機という、重大な発言を求めているわけであり

ますから、まず説明をするのが当然のことではない

でしょうか」 


 「国家の代表として」とかほかにも言い方が 

あるだろうに、よりにもよって「私が国家」って・・・。

「私は総理大臣ですから、森羅万象すべて 担当

しておりますので」だの

「我々の法律の説明はまったく正しいと思いますよ。

私は 総理大臣なんですから」だの、最高権力者と 

して思い上がった安倍首相の発言は枚挙に暇がないが、

こうした態度こそが力によって行政を歪め、

「隠蔽、改ざん、偽装」を横行させたのではないか。


 しかも、ここにきて、安倍首相の自民党総裁4選に

向けた動きまでが出てきた。 


 2月10日に二階俊博幹事長がオフレコで安倍4選を

希望するような発言をおこなった 

(日刊ゲンダイ2月12日付)ことを皮切りに、 

昨日には“ポスト安倍”として囁かれてきた加藤勝信総務

会長も「国民から『さらに』と いう声がでてくれば

そういう状況は生まれる かも」と講演で発言。 

その上、昨晩おこなわれた二階幹事長と麻生太郎副総理

の会談では、先日、 安倍首相との同期会で林幹雄幹事長

代理 が「4選もある」と言ったという話に、 麻生副総理は

「おもしろいね」と言ったという 

(毎日新聞Web版2月28日付)。 


 こうした動きに、当の安倍首相はきょうの国会で4選

を否定せず、 

「自民党のことは自民党においてしっかり議論していく

ことなんだろうと思う」と述べたのである。  


 現在、安倍首相の総裁任期は2021年までだが、またも

党則を変えて2024年まで総理の座に居座るつもりなのか──。 

「私が国家」と付け上がる「隠蔽、改ざん、偽装」 総理

の暴走を思えば、まさに背筋が凍る恐怖のシナリオだろう。

 (編集部)


 【転載終了】 

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 今度は、「私が国家」ですか。


 神(森羅万象)であり、国家である 

と宣言してしまいましたね。 


 もう、笑えなくなってきました。 

元々、頭のおかしな人だとは思って 

いましたが、こりゃ、日本も終わり 

ですね。

 

LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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