みんながみんな「俺たち偉いんだ病」!

 日刊スポーツ 


 【転載開始】 

 2019年3月13日 


 ★昨年秋の自民党総裁選後、 

党内では反主流派のような

扱いで政治生命は参院選挙 

までと党内で烙印(らくいん) 

を押されていた元幹事長・ 

石破茂が、政権批判を立て 

続けに始めている。先月10日 

に開かれた自民党大会で首相 

(党総裁)・安倍晋三が「悪夢 

のような旧民主党政権に戻す 

わけにはいかない」と訴えた 

ことについて「過去の政権を 

引き合いに自分たちが正しい 

と主張するやり方は危ない」 

と批判して以来、その発言力 

を強めている。  


★また、首相が石破派を除く 

党内6派閥の事務総長らと 

先月6日夜に首相公邸で 

秘密裏に会食したことについ 

ても「どんな意図があったか 

知らないが、そうであれば堂々 

とやるべきだ」「(公邸の)

裏口 から入るとか、(首相の)

日程 に載せないとか、そういう

姿勢はあんまりいいと思わない」

と包囲網の陰湿さを批判。一方、

 週刊誌の政治記者座談会では 

首相が「『石破が党を出たいと 

いうなら出ていけばいいじゃな 

いか』『除名してもいいんだ』と

 口走ったらしい」といった“反撃” 

が掲載される。石破包囲網を 

敷きながら、首相は石破の動き 

に不安を持つのだろうか。  


★10日にはイベントで、内閣 

法制局長官・横畠裕介が参院 

予算委員会で野党議員の質問 

姿勢をやゆしたことに「売り言葉 

に買い言葉で、揚げ句の果て 

に内閣法制局長官が口走る。 

みんながみんな『俺たち偉いん 

だ病』にかかっていないか」と 

述べ、政権全体を取り巻く雰囲気 

を批判した。また「自衛官募集に 

協力しない自治体があるから改憲 

が必要だ」との首相の発言にも 

「論理が飛んでいる」と指摘した。

 党内には「野党的」という石破攻撃 

もあるようだが、政党の重鎮が 

政権に苦言を呈することを封じる 

いじめの体質こそ批判されるべき。

 自民党自体が「俺たち偉いんだ病」 

になり、思いあがっているのでは 

ないか。石破の発言は党内には 

厳しい苦言に聞こえるだろうが、 

忖度(そんたく)するメディアは

 “石破発言”としてこぞって報道して 

いる。これでは首相に言いつけて 

いるようだ。メディアも「俺たち

偉いんだ病」だな。(K)※敬称略 


 【転載終了】 

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 近隣諸国が、日本を舐めたような 

感じさえ受けますが、政権や日本の 

マスコミがバカにされているのでしょうね。

 

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