マスコミ労組が史上初の官邸前抗議「望月記者を孤立させるな」!
田中龍作ジャーナル
【転載開始】
■マスコミ労組が史上初の官邸前抗議
「望月記者を孤立させるな」
2019年3月15日
これほどまでに記者たちが、
危機感を共有したことがかつてあった
だろうか。
東京新聞の望月衣塑子記者をめぐる
官房長官会見での異常な締め付けに、
ついにマスコミ記者達が官邸前で
抗議集会を開いた。
主催者によると、おそらく初めてのこと
だろうという。
14日、官邸前に集まったのは主に
マスコミ記者らで作る労働組合の団体、
日本マスコミ文化情報労組会議(MIC)。
いつもは取材する側の記者らが慣れ
ない手つきでこぶしを握り、
「記者いじめやめろ!」
「記者の質問を妨害するな!」と
シュプレヒコールを上げた。
野党議員らも多数駆け付けた。
民主党政権で文科副大臣を務めた
森ゆう子参議院議員は、
記者会見で答える側だった当時を
振り返った。
「権力の座にある人は(記者の)後ろに
国民がいる。国民を代表して聞いている
んだということを受け止めて、どんなに頭
に来る質問でも答えなきゃいけない」。
元TBS記者の杉尾秀哉参議院議員は
「望月さんの問題、とても他人事とは
思えない。ありえないことが日本の国会
霞ヶ関で起きている」と声を震わせた。
記者クラブに対する懸念を示す現役の
記者もいた。
と言っても、フリーランスの 参加問題
ではない。
他の省庁では記者クラブが会見を運営
しているが、内閣記者会ではなぜ当局
が会見を仕切っているのかという疑問だ。
他省庁と同じく幹事社が仕切るので
あれば、少なくとも報道室長が数秒ごとに
「簡潔にお願いします」などとカットイン
することはない。
少なくとも内閣記者会の中で内部統制が
とれていれば、望月記者の質問妨害問題
は起きていなかったのである。
望月記者自身もマイクを握った。
「菅官房長官には質問制限を止めてもらい
たい。妨害が他の記者にまで及んでいる。
この現状は看過できない」。
「会見は何の場かと聞いたところ、長官
はあなたの質問に答える場ではないと
暴言を吐いた。なんという権力者の驕り
だろうか。政権が長期化する中、官邸会見
が政府にとっての広報になっていないか
と日々感じている」。
会見が官邸広報になるのか、
ならないのか。
マスコミ記者たちの動きはようやく緒に
ついたところだ。
【転載終了】
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歴代の官房長官の中でも特筆した
酷さですよね。
長期政権は腐るといわれていますが、
この政権は最初から腐っていました。
これ以上続けると、失敗した経済政策
を推し進め、日本経済に大きなダメージ
を与えることになります。
バノンが来日し、安倍首相を
「ナショナリスト(国粋主義者)の先駆け」
と持ち上げていました。
ようするに独裁者です。
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