60歳からの家計簿・・・
60歳からの家計簿
【転載開始】
■再就職も・・・
次女の学費が年間150万かかり
老後資金が心配に
公開日:2019/03/21
【H家の現状】
夫(64歳、再就職し継続雇用給付
金受給中)
妻(63歳、専業主婦)
次女(20歳)
◇ ◇ ◇
長女(27歳)は結婚し近くに居住。
妻は高血圧の持病があるため働いて
いない。
「次女にも大学費用を払ってやり
たいのに、老後資金が心配」
Hさんは定年退職後も現在
大学2年生の次女の学費を支払って
います。
支払いはあと2年。
今は給料と62歳からもらっている
特別支給の老齢厚生年金、
高年齢雇用継続基本給付金で月に
27万円を超える収入がありますが、
65歳になると無職に。
老齢基礎年金、厚生年金を合わせて
16万円ほどと、加給年金が3万円
ほどの収入になります。
妻が65歳になると加給年金がなく
なり、妻に5万~6万円ほどの年金
が入りますが、楽な暮らしとはいえ
ません。
次女の学費は年間150万円ほど。
これだけでも大変なのに、
近所に住む長女が遊びに来るたびに
米、調味料、日用品などストック
しているものを持ち帰ります。
つい甘やかしています。
負担なのはこれだけではありません。
現役時から見直していない生命保険の
保険料です。
定年後も高額な保障がそのままついて
いる状態です。
H家の家計の見直しポイントは――、
①生命保険を適正な保障内容にする
②大学授業料、次女の生活費のかけ方
の再検討
③長女の持ち帰り停止
以上の3点です。
まず、生命保険は次女も成人しま
したし、老後生活であれば高額な
死亡保障はいりません。
必要な保障は、
“医療費への備えと葬式代の準備”との
ことでしたので、掛け捨ての医療保障
と200万円程度の死亡保障の契約に
変えることにしました。
次女の授業料については現役の時
から覚悟はしていたはず。
毎月5万円積み立ててきましたが、
それを3万円に減らしました。
残りは奨学金を受けることに。
奨学金額は毎月3万円。
2万円を授業料用に積み立て、
残る1万円は交通費や実習などでの
移動費に。
試算すると返還額は月々7000円
ほどと、負担が少ない見込みです。
3つ目は長女の問題。
これは、
「生活が大変だから持っていかないで」 と
伝えることで済むことです。
言いにくいかもしれませんが、
真剣に話をしてみましょう。
見直しの結果、1カ月の支出は
6万2000円減りました。
子どもはいくつになっても可愛いもの。
ですが、世話ばかり焼いていると
自立を妨げることになりかねません。
ご主人が完全リタイアした時、
経済面で子どもたちに迷惑をかけ
ないためにも、老後の見通しに
ついてキチンと考えておきましょう。
【転載終了】
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実は、我が家でも、二男世帯に
お米を融通しています。
長男は、お嫁さんの実家から
お米を頂いていたので二男のところ
には我が家からお米をやっていました。
最近、妻が
「二男のところにいつまでお米を
やるつもり?」と聞いてきました。
家を建て、子供が生まれ大変なので
もう暫くやりたいのですが、記事の
ようなことを妻も心配しているので
しょう。
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