孫の面倒見るのにお金がかかり・・・
60歳からの家計簿
【転載開始】
■孫の面倒見るのにお金がかかり・・・
年金生活が赤字になり不安
公開日:2019/04/04
【Y家の現状】
夫(67)と妻(64)の2人暮らし。
近くに住む長男(32)、長女(30)
が孫を連れてよく遊びに来る。
「孫にお金をかけてあげたいが、
年金生活には負担が大きい」
Yさんご夫婦は、長男夫婦が保育園探し
に苦労しているのを見かね、
孫を預かることにしました。
機嫌を取るため、お菓子やおもちゃと
お金をかけながら面倒を見ています。
そのうち、専業主婦の長女も、
「孫同士で遊ばせたい」と言い出し、
遊びに来るように。
おやつや昼食などの食費や、
ティッシュや手洗いせっけん、
おむつなどの日用品代などへの支出が増え、
公園や遊園地などへ行く出費がかさむよう
になりました。
家計の赤字は増え、貯蓄が減るスピード
が早くなった気がします。
年金生活2年目で、ようやく住民税や
社会保険料の支払いが減って落ち着いた
ところへの支出増。
孫にはお金をかけてあげたいけれど、
今後、生活資金が持つのかどうか、
Yさん夫婦は不安になってきました。
生活費だけでお金が足りない状況
なのに、毎年の固定資産税、将来的
な医療介護費、できれば少しは出して
あげたい孫への入学・卒業祝い用の蓄え
など、今後も次から次にお金がかかりそう。
いま、Y家がすべきことは、
6万円近い毎月の補填額を減らすこと。
貯蓄の減りを遅くできれば、
将来に計画していることにお金を
使っても問題がありません。
当面の具体的な改善策は――、
①食事などを毎日のように面倒を
見るのであれば、長男・長女に
ある程度負担してもらう
②長男の子は保育園に入園すること
を目指す
③遊園地、おもちゃなどへは無計画
に支出せず、予算や回数を決める
以上の3点です。
家族で話し合った 結果、長男は保育園を探し、
自宅近くに認証保育の空きがあり、
すぐに預けることができました。
無認可保育園同様に料金が高く、
不安で預けられなかったと長男夫婦は
言いますが、自治体から収入に応じた
補助金が出ることが分かりました。
一時的な立て替え払いは必要なものの、
年間の自己負担額は認可保育園の料金
プラスアルファ程度で済むことが分かり、
安心して預けることができたそうです。
長男の子が保育園に入園したことで、
長女が来る頻度は減りました。
孫を外に遊びに連れて行く回数が減ると
交通費もかかりません。
支出は5万円以上減り、毎月の補填額は
6000円程度まで縮小。
なんとか、老後資金が長持ちする見込み
が立ってきました。
孫が可愛いからと、無理をしてお金を
かけようとする人がいます。
経済的に余裕があればいいのですが、
結果的に自分たちの首を絞める羽目に
なっては元も子もありません。
【転載終了】
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我が家も、二男に子供ができ、
両親の介護に加えて孫の面倒をみる
ことになりそうです。
出産祝いに「学資保険」をかけてやり、
同時に家を建てたので、新築祝いと、
何かと物入りです。
数年前に、「孫破産」という記事を
見た記憶がありますが、お孫さんが
何人もいればお金がかかりますよね。
年金もどんどん削られていき、掛け金
だけは上がっていきます。
公共料金も次々上がり、厳しい生活を
強いられますね。
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