改元がもたらす日本経済の激動 ・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■改元がもたらす日本経済の激動
覇権が中国に移る可能性も
公開日:2019/05/01
改元の前後は、なぜか経済にも
大きな動きがある。
昭和から平成へと変わった 1989年も
「激動」がピッタリ な年だった。
日経平均は昭和62(1987)年
1月、初めて2万円台に乗せた。
翌年の年末には3万円を突破。
まさにバブル経済の真っただ中に
あった。
平成への改元後も勢いは衰えず、
12月29日には取引時間中に
3万8957円44銭の史上最高値
をつけた。
だが、ここが頂点だった。
「平成2年からは坂道を転げ落ちる
ようなバブル崩壊です。平成4年には
2万円を割り込み、その後も下落傾向
は止まらず、ITバブル崩壊後の平成
15(2003)年は7600円台
まで落ち込みました」(市場関係者)
アベノミクスによる“株価操作”が
始まる平成24年暮れまで、株価は
再浮上しなかった。
ニッセイ基礎研究所専務理事の
櫨浩一氏の“予言”は恐ろしい。
「令和時代に、世界の覇権国家が米国
から中国へ移る可能性はあるでしょう。
ドルベース(為替レート)のGDP
(国内総生産)は米国がトップで、中国
は2位ですが、購買力平価のGDP
ランキングを見ると、中国がすでに
トップ です。ドルベースでも中国が
トップに立つ日は近いかもしれません。
そうなったら 日本経済は難しい舵取り
を強いられます」
覇権が移るとは、世界の基軸通貨が
「ドル」から「人民元」に代わることを
意味する。
「第1次世界大戦以前は、英国のポンド
が基軸通貨でした。第2次大戦後はドル
に取って代わりました。大正から昭和に
変わったときは金融恐慌が起きています。
後に振り返ったとき、令和への改元も
節目だったと感じることになるでしょう」
(櫨浩一氏)
昭和元年はわずか1週間ほどだった。
翌年の昭和2年3月、大蔵大臣の銀行
破綻に関する発言をキッカケに預金の
取り付け騒ぎが起き、昭和金融恐慌が
始まった。
この経済恐慌で当時の大企業、
鈴木商店は倒産した。
平成の終わりとともに、日本経済は
想定外の激変に襲われるかもしれない。
【転載終了】
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ソフトランディングであればいいの
ですが。
軍事、経済両面でアメリカの覇権が
終わるのは確かかも。
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