世界経済を米中に2分し中国側を勝たせる!?

 田中栄の国際ニュース解説 


 【転載開始】


 ■世界経済を米中に2分し中国側を勝たせる  


【2019年5月10日】 

 トランプは、これまで米国を中心に 

一体的だった世界経済から中国とその 

影響圏を除外し、 世界経済を米国側

(米国と同盟諸国。 米欧日など)と、

中国側(中国と非米・ 反米諸国)とに

2分して、 米国側が中国側を敵視する

新冷戦の戦略を採り始めている。 

これは表向き、米国のライバルで、 

一党独裁や人権侵害の問題を抱えて 

いる中国を経済制裁して封じ込める 

戦略だ。 

しかしトランプの裏の意図は、 

世界経済を2分した後、 

巨大な金融バブルの崩壊を誘発して 

米国側を覇権ごと潰す一方、 

中国側の実体経済をできるだけ無傷で 

残すことで、米単独覇権体制とそれを 

動かしてきた軍産複合体を消失させ、 

世界の経済成長(バブルでない部分) 

を維持したまま覇権体制を多極化する 

「隠れ多極主義の戦略」にある。


 詳しくはこちら。

 https://tanakanews.com/190510china.htm 


 【転載終了】 

 ************************** 


 軍産複合体を消失させるということは、 

軍産複合体が支配する日本経済も大きな 

ダメージを受けるということですかね? 


 中東での米国覇権も怪しくなってきて 

いることを「桜井ジャーナル」も記事に 

しています。

   

0コメント

  • 1000 / 1000