「米中貿易戦争は2035年まで続く」の真意・・・

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 【転載開始】


 ■中国有識者が指摘 

 「米中貿易戦争は2035年まで続く」の真意 

 公開日:2019/05/31 


 「令和」の幕開けをお祝いしたいが、 

内閣府は5月13日発表の3月の景気 

動向指数(一致指数)の基調判断を 

景気後退の可能性が高い「悪化」に 

引き下げた。 

この表現は2013年1月以来、 

6年2カ月ぶり。 

5月24日の内閣府の月例経済報告 

での基調判断も、輸出が落ち込んだ 

として4月から下方修正された。 

その要因は米中貿易戦争にある。  


 米国は、中国に対して輸入関税の 

引き上げやファーウェイ製品の使用 

禁止など、ある意味「経済封鎖」で 

中国に打撃を与え、経済力を、 

引いては軍事力を抑え込もうとして 

いるようだ。 

次世代産業革命といわれるIoT、 

その中核は5G(次世代通信網)。 

この市場を世界最大手ファーウェイ 

に取られれば、自動運転、ロボット、 

さらに兵器などあらゆる製品の根幹 

を中国に握られることになる。 

中国製通信機器の世界標準化、 

これを阻止することが米国に急務の 

問題なのだ。 


 トランプ米大統領は5月11日、 

ツイッターで 

「中国は最近の協議でひどく打ち 

負かされたと感じただろう。その 

ため20年の次期大統領選まで 

待って、民主党が勝利するか見極め 

ようとするかもしれない。ただ、私 

の2期目に交渉することが必要に 

なれば、中国にとってもっと悪い 

ディールになるだろう。私は高い 

関税を徴収するのが好きだ!」と 

投稿(一部抜粋)していた。


 ■国内景気はどうなる? 


 この動きに対して、習近平指導部 

は、国内に持久戦への備えを呼び 

かけている。 

習氏は江西省の長征記念館を訪れて、 

「新たな歩みを始める」と「新長征」

 を語った。 

長征とは、国民党軍に敗れた紅軍 

(共産党軍)が、中華ソビエト共和国 

の中心地、江西省瑞金を放棄し、 

1934年から36年にかけて国民党軍 

と交戦しながら延安まで1万2500 

キロを徒歩で続けた移動のこと。  


 この歴史も踏まえ、中国の有識者らは、 

トランプ大統領が来年再選されようが 

されまいが、米中摩擦は2035年まで 

続くと見通しているようだ。 

まさに国連決議を軽視し、一国超大国と 

して世界に号令する帝国資本主義、 

覇権思想の米国と、共産党主導の国家 

資本主義、中華思想の中国との 

「文明の衝突」だ。


 日経平均株価は、5月に何度か 

2万1000円を割り込み、 

2月の水準まで値下がりした。 

国内景気は下り坂に転じたとなれば、 

米国の相場格言 

「Sell in May and 

 Go Away」、ファーウェイ 

ではなく、ゴーアウェーが立証された 

5月相場か。


 【転載終了】


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 16年も続くとなれば、世界経済に長期の 

影響が出るということになりますよね。 


 というか、5G対応機種はいつ出るので 

しょうか? 


 関係ないか!(笑

 

LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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