安倍首相は完全に「蚊帳の外」だった・・・

 日本外交と政治の正体 


 【転載開始】


 ■安倍首相は完全に「蚊帳の外」だった 

 板門店の米朝首脳会談 

 公開日:2019/07/05 


 安倍外交のちぐはぐさが顕著で 

ある。 

イランを訪問し、安倍首相は 

最高指導者ハメネイ師との会談後 

「平和への信念を伺うことができた」 

と述べたが、直後にイランによる 

米国無人機の撃墜事件が起きた。 

そして今度は、北朝鮮で日本政府の 

想定以上のスピードで米朝関係が 

動いた。 

6月30日に朝鮮半島の南北軍事 

境界線の板門店で行われた、 

トランプ米大統領と北朝鮮の 

金正恩朝鮮労働党委員長の会談で 

ある。 

トランプ大統領は現職の米大統領 

として初めて北朝鮮側に越境した。 


 会談は、トランプ大統領が 

「韓国にいる間、北朝鮮の金委員長 

がこのツイートを見るなら、私は 

非武装地帯で握手してハローという 

用意がある」と投稿したツイート 

に対し、金委員長が応じて急きょ、 

開催になったといわれている。 

しかし、韓国東亜日報はそれ以前 

に板門店での首脳会談開催が協議 

されてきていたと報じている。


 問題は、安倍首相がこの米朝会談 

について、完全に「蚊帳の外」に 

置かれていたことだ。 


 安倍首相は大阪で開かれたG20 

期間中、韓国の文在寅大統領との 

会談をかたくなに断っていたが、 

おそらく、文大統領は板門店の 

米朝首脳会談の可能性を把握して 

いたはずだ。 


 板門店の会談では、 トランプ大統領、

金委員長、文大統領 の3人が一緒に並ぶ

場面もあった。 

安倍首相が文大統領と会談しなかった 

ことは、いかに日本政府、 

安倍首相の外交感覚が鈍いものだった 

か、を示している。 


 3度目の米朝首脳会談とはいえ、 

単に写真撮影をしただけで意味が 

なかったという批判的な見方も存在 

する中、今後、米朝関係がどうなるか。 


 トランプ陣営に具体的な方針がある 

と報じたニューヨーク・タイムズ紙に 

よると、 

①北朝鮮に核開発の凍結を求める 

②そのため、寧辺、さらに他の核開発 

施設の破壊を求める 

③米国は見返りとして経済制裁を緩める

 ――という。 

ただ、これらの方針については、 

これまでボルトン大統領補佐官や 

ポンペオ国務長官のほか、 

ティラーソン前国務長官が反対してきた。 

にもかかわらず、トランプ大統領が固執 

する理由は明確だ。 

「北朝鮮に緊張緩和をもたらした大統領」 

として、2020年の大統領選挙で再選 

を図ることだ。  


 イラン問題、北朝鮮問題と安倍外交は 

見当違いの方向を走っている。 

それは安倍首相の周辺に的確な情勢判断 

をできる人の不在を意味している。


 【転載終了】 

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 安倍官邸というより、「Twitterでとは・・・」 

などといっている外務官僚の無能さでしょうね。

アメリカ大統領選挙の情報収集でも外務官僚の 

無能さが発揮されましたね。 


 蚊帳の外に置かれるのも当然でしょう。

 

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