地方組織ガタガタ 参院選・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■地方組織ガタガタ 参院選「安倍1強」
慢心で12選挙区に内紛
公開日:2019/07/10
安倍1強による慢心の成れの
果てか――。
自民党は都道府県の組織が
ガタガタし、参院選の結果に影響
を及ぼしかねない事態となっている。
野党にとっては、猛攻撃をかける
狙い目選挙区だ。
◇ ◇ ◇
■票の奪い合い=東京、千葉、広島
候補者が2人いる選挙区では、
片方が票を取りすぎるともう1人
が危なくなる。
その代表例が東京(改選数6)。
元五輪相の丸川珠代氏(48)が
ぶっちぎりで、武見敬三氏(67)
が最下位争い中だ。
「6年前に106万票だった丸川氏
は、今回はそれ以上の得票を目指し
シャカリキ。自分のことしか頭になく、
ブルドーザーのように各所を荒らしま
くっている」
(東京の自民秘書)
千葉(同3)ではトップ当選したい
石井準一氏(61)が必死すぎて、
現状3位の豊田俊郎氏(66)が
共産候補の猛追を受けている。
広島(同2)では6期目を目指す
ベテラン溝手顕正氏(76)が安泰で、
新人の河井案里氏(45)が苦しい
戦いとされていたが、序盤の情勢調査
で河井氏が優勢と報じられた。
「若い河井氏に行動力があるのと、
官邸の手厚い応援が効いている。大番
狂わせがあるのか」
(地元メディア関係者)
■候補者に問題=福島、宮城、山形、
新潟、大阪
候補者が県連(府連)内で不人気すぎ
て苦戦中の選挙区(大阪以外は1人区)。
福島は元少子化担当相の森雅子氏
(54)の評判が酷すぎて、地方議員
の動きが悪い。
大阪の太田房江氏(68)も同様。
改選数4に自民候補は1人だけで楽勝
のはずが、府連は別の候補擁立を党本部
に要請したほど、太田氏に嫌気がさして
いる。
山形は女のバトル。
現職の大沼瑞穂氏(40)が同じ山形選出
の衆院議員・ 加藤鮎子氏と犬猿の仲。
それが選挙にも影を差している。
「大沼氏はあちこちで加藤氏の悪口を
言い回っている。仲介役が入って3人で
食事した際も、その人の目の前で言い
合いになったそうです」
(自民党関係者)
宮城の愛知治郎氏(50)は祖父が
元外相、父が元防衛庁長官という世襲
で「上から目線で鼻持ちならない」
(地元市議)。
新潟の塚田一郎氏(55)は「忖度」
発言で評判を落とし言わずもがな。
■県連分裂=長崎、福岡
愛媛で、らくさぶろう氏(54)が
落選濃厚なのは、相手の野党統一候補
が強すぎるだけでなく、
「愛媛県連が中村知事派と塩崎派
(恭久衆院議員)に割れていること
も関係している」
(地元メディア関係者)。
長崎も県議会の自民党会派が真っ二つ。
福岡と島根は4月の県議選で分裂選挙と
なったしこりが今も残る。
政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が
言う。
「1強が長く続くと有権者が見えなく
なり、党内力学で動くようになる。県連
でモメるのは自民党のお家芸とはいえ、
緊張感がなくなっています」
自民党の自滅もあり得るのだ。
【転載終了】
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安倍首相については、ネトウヨの
ように「大好き」か、リベラル派の
ように「大嫌い」に二分されるので
しょうね。
元五輪相の丸川珠代氏(48)が
ぶっちぎりというのは不思議で仕方
がありませんね。
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