インバウンド歓迎ムードが一変・・・

 ニッポンはもはや先進国じゃない? 


 【転載開始】


 ■「4000万人かき集め戦略」で 

 インバウンド歓迎ムードが一変 

 公開日:2019/08/29 


 G7メンバーの日本は世界の 

先進国――。 

こうした考え方は、だんだん 

通用しなくなっているのでは 

ないか。 

中国やアジアを中心に取材する 

ジャーナリストが見て聞いて感じ 

たこの国の危うさをリポート。 


   ◇  ◇  ◇  


 来年の東京五輪本番を前に、 

国民はインバウンドにお疲れ 

気味だ。 

特に外国人観光客の3割を占め 

る中国人観光客は依然、頭の痛い 

存在だ。 

「宿や公共交通の予約が入れら

れない」 

「北海道の田舎ですらものすごい 

中国人客」 

「話し声が大きいので、旅先で 

しみじみできない」――。 

筆者のコラム記事には 

「中国人客はもうたくさんだ!」 

という読者コメントが毎回、 

多数寄せられる。 

確かに、日本人が日本の旅を楽し 

めないなんて本末転倒だろう。 


 そもそもなぜ、これほどの中国人 

が日本に来るようになったのかと 

いえば、ビザの乱発に他ならない。 

日本はビザ発給が厳しいことで有名 

だったが、2000年代後半から、 

これを段階的に緩めた。 

日本政府は 

「2020年に4000万人」を 

訪日客誘致の目標に掲げたが、 

実現するには、最大の送客源となる 

中国人のビザ発給要件を緩和して、 

かき集めてくるのが手っ取り早い。 

2年前、中国在外公館に勤務する 

外務省関係者が 

「あまりの申請数で休みもない」と 

ボヤき、ビザ発給の対象者数が尋常 

ではないと訴えていたことを思い 

出す。


 ■クルーズ船寄港地は「万引被害」

 も深刻  


 “かき集め”がもっとも端的に表れる 

のがクルーズ船だ。 

1回の寄港で数千人もの観光客をもた 

らすクルーズ船を、当初、寄港地市民 

は“宝船”と歓迎した。 

しかし、長崎県の寄港地では 

「電気製品や美容器具はもう売れず、 

安い化粧品や薬、食品を買うだけに。 

もとより地元特産品などは関心すら 

持たれない」(長崎県在住の主婦) 

とその期待も長続きせず。 

特産品のカキも「大連の方が安いから」 

と見向きもされない。


  旅行代理店に勤務する中国人によると 

「最近、長崎に来るクルーズ船には低所得 

の労働者が乗船するようになりました」 

という。 

中には「日本で人民元を使えないこと 

すら知らない観光客もいる」という。 


 寄港地では「万引被害」も深刻な問題 

になっている。 

寄港地の市民が敬遠するのも無理はない。  


 極端なインバウンド政策は、アジアの 

識者たちの失笑を買っている。 

旅の原点は相互交流だが、当初の歓迎 

ムードを「来るな」に一変させてしまった

 “4000万人のかき集め戦略”、その責任 

は重い。


 【転載終了】

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 日本の立場は、安倍外交を見ればよく 

分かりますね。  


 円をバラ撒かないと相手にしてもらえ 

ないということですね。 

安倍晋三が遊説に行くたびに、何千億円 

の支援を約束してきています。 

既に、安倍政権で6兆円前後バラ撒いて

いるのでは?(昨年で5兆円でしたね) 


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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