消費増税当日に黒田総裁に“赤点”が!

 日刊ゲンダイDIGITAL 


 【転載開始】


 ■日銀短観6年ぶり低水準 

 消費増税当日に黒田総裁に“赤点”が 

 公開日:2019/10/02 


 消費増税が強行された1日、9月の 

日銀短観(企業短期経済観測調査)が 

発表された。 

予想通り、目も当てられない散々な 

結果だった。 


 注目される大企業製造業の景況感を 

示す指数は、前回6月調査より 

2ポイント下落のプラス5になり、 

3四半期連続で悪化。 

これは、6年前に黒田日銀が異次元金融 

緩和を始めた直後の2013年6月以来 

の低い水準だ。  


 「13年3月に就任した黒田総裁は、 

長引く不況(デフレ)を脱するために、 

翌4月から異次元金融緩和をスタート 

させた。その結果、円安が進行し、株価 

が上がりました。ところが、今回の短観 

では、景気で重要な企業のマインドが 

年前のレベルに戻ってしまったわけ 

です。景気回復は6年もかけて、1ミリ 

も進まなかったということです。成績で 

言えば、赤点です」 

(金融ジャーナリスト・小林佳樹氏) 


 予定されていたとはいえ、赤点を突き 

付けられたその日に消費増税とは恐れ入る。 

この先、6年前のレベルどころか、 

もっとひどくなるのは必至だ。 

今回の短観でも、3カ月後を示す先行き 

の景況感(大企業製造業)は、3ポイント 

悪化し、プラス2。 

いつマイナスに転じてもおかしくない 

崖っぷちなのだ。  


 「7月1日発表の6月短観は、大企業 

製造業はプラス7でしたが、中小企業 

製造業はマイナス1とマイナスに転じて 

いました。この時点で、10月に消費 

増税を強行すれば、右肩下がりで景気が 

転落していくことは分かっていたはず 

です。短観の実施者として、黒田総裁は 

増税の凍結を安倍首相に進言する必要が 

あったのではないか。しかも、この先、 

6年超えの異次元金融緩和の失敗は不問 

のまま、黒田総裁が金融政策のかじ取り 

を続けるわけです。見たことがない大不況 

が来るのではないでしょうか。歴史に名 

を残すヒドイ総裁ですよ」(小林佳樹氏)  


 安倍首相は1日、 

「消費税の引き上げによる影響は、しっか 

りと注視していく。万全の対応を取っていく

考えだ」と言っていたが、 やってはいけない

増税で国民を追い込んで、 何が万全の対応だ。 

臨時国会で野党は、遡っての 

「消費増税中止法案」を提出すべきだ。 


 【転載終了】 

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 赤点どころか、安倍首相と一緒に 

退場処分です。 


 政・財・官に、これほどお粗末なの 

が揃ったのも珍しいですよね。

 

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