75歳以上の高齢者に医療費「2割負担」の非情・・・

 日刊ゲンダイDIGITAL 


 【転載開始】


 ■財務省が加速 

 75歳以上の高齢者に医療費「2割負担」の非情 

 公開日:2019/11/02 


 年寄りは病院に来るなということか―。 

「全世代型社会保障検討会議」 

(議長・安倍首相)が年内にまとめる 

中間報告に、75歳以上の高齢者を 

ターゲットにした大幅負担増が織り 

込まれる。 

医療費の窓口負担を1割から2割に 

引き上げることや、外来受診に一定額 

を上乗せる「受診時定額負担」だ。  


 「とりわけ2割負担は財務省の悲願。 

団塊の世代が75歳になり始める前に 

何としても引き上げたいようです」 

(財務省担当記者) 


 最新の総務省「人口統計」によると、 

10月1日現在の75歳以上の人口は 

1850万人。 2022年以降、

1947~49年 生まれの「団塊の世代」

の約700万人 が加わり、75歳以上は

大幅に増加する。 

75歳以上の1人当たりの医療費は 

年91万円で現役世代の約4倍。 

医療費は、現役世代が3割に対し、 

75歳以上は1割と負担が軽減されて 

いる。 

2割に引き上げれば、国の医療費負担は 

大きく抑えられ、財務省はウハウハだろう。 

だが、2割へのアップは高齢者にとって 

あまりに酷だ。 


  立正大客員教授の浦野広明氏(税法) 

が言う。  


 「75歳以上はどうしても通院の頻度 

が高くなり、今の1割でも重い負担に 

なっています。今でも病院に行く回数を 

減らしたり、窓口で医療費を満額払えな 

い高齢者は少なくありません。2割負担 

は“めったなことがないと病院に来るな” 

と国から言われているに等しい。 

 安倍政権は、公的年金の受給開始年齢 

引き上げとセットで、定年を延長させて 

高齢者を働かせようとしています。 

その上、医療費まで大幅負担を求めるの 

ですから、高齢者イジメが目に余ります。 

日本の医療費の窓口負担は、世界でも 

突出しています。 世界に倣えば、高齢者

の窓口負担は2割 どころか無料にできる

はずです」 


 高齢者イジメの安倍政権を倒さない限り、

元気な超高齢化社会は実現でき ない。 


 【転載終了】

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 二割になるとかなりの負担増に 

なります。 


 自民党の議員を選挙区ですべて 

落とすくらいのお仕置きをしない 

と日本は終わります。 


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