責任を取れない社会のダニを担ぎ上げた有権者に罰が下る!?

 適菜収のそれでもバカとは戦え 


 【転載開始】


 ■責任を取れない社会のダニを担ぎ上げた 

 有権者に罰が下る 

 公開日:2019/11/09 


 菅原一秀の経済産業相辞任に続き、 

河井克行が法相を辞任。 

第2次安倍晋三政権発足後、 

不祥事や失言での閣僚辞任は9人 

(健康問題を除く)になった。 

そのたびに安倍はバカの一つ覚えの 

ように「任命責任は私にある」と 

繰り返してきたが、もちろん、 

ただの1回も責任を取ったことはない。 

先日の毎日新聞の記事によると 

「責任は私に」という発言は、 

33の本会議・委員会で49回に上る 

という。  


 そもそも安倍は「責任」という概念 

を理解していない。 

閣僚の任命責任について問われると 

「その責任は、究極的には、しっかり 

と政策を前に進めていくことによって 

果たされるべきものだと考えています」 

「内閣として、総理大臣として一層身 

を引き締めて行政の責任を果たしてい 

きたい」などと答えている。 

反省して引き返すどころか、 

これまでやってきた政策を「前に進める」 

と言うのだから、意味がわからない。 


 要するに、閣僚が辞めたら 

「責任は私に」と言えばいいと機械的に 

覚えているだけで、何を食べても 

「ジューシー」と言うのと同じ。 

そうなると、安倍に責任を問うこと自体 

が適切なのかという問題が出てくる。 


 中世ヨーロッパでは一部で動物裁判が 

行われた。 

17世紀のフランスでは、痒みで人を 

苦しめた南京虫が銃殺刑になっている。 


 一方、近代人はダニに刺されてもダニ 

に対して怒ったり、裁判にかけようとは 

しない。 

ダニは責任という概念を理解していない 

と考えるからだ。 

では、社会のダニの場合はどうか?  


 モラルをまったく持たない人間はごく 

少数だが一定の割合で存在する。 

そして今のような近代が終焉に向かう 

過渡期においては、近代的な意味に 

おける「人間」という概念から大きく 

逸脱した安倍みたいな存在が暴走し、 

概念自体が成立しなくなっていく。 


  とはいえ、依然われわれは近代の 

枠組みの中で生活している。 

責任の所在を明らかにしなければ 

近代社会は成立しない。 

これまでのケースを見る限り、 

安倍が責任を取ることはないので、 

結局、尻ぬぐいをするのは国民という 

ことになる。 

そしてすでに、国力の衰退という形で 

罰は下っている。  


 今、責任を問うべきなのは安倍では 

ない。 

責任を取れない社会のダニを担ぎ上げ、 

放置してきた日本社会および有権者で 

ある。 


 【転載終了】 

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 前にも書いたことがありましたが、 

以前、ネットの書き込みに、 

「安倍支持者はいつまで国民に迷惑を 

かけるつもりなのだろう」というの 

がありました。 


  適菜氏が書いている内容と同様の 

意味合いですね。 


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