トランプvsイラン 狂気の泥仕合 


 【転載開始】


 ■仲介役のはずが…ポンペオ米国務長官に

 無視された安倍首相 

 公開日:2020/01/18  


 トランプ大統領がイランとの核合意を 

一方的に破棄して強硬姿勢を見せたため、 

ヨーロッパ各国はアメリカと一線を画す 

対応を取り始めている。 

人の言うことを聞かず 

トランプ・ワールドには3種類の人間 

しかいない」と豪語するトランプ大統領 

である。  「3種類」とは何か?  

「第1は自分と身内。第2は部下や 使用人。

第3は敵」というから、 まさに

「トランプ・ファースト」だ。 

彼は自国の諜報機関も信用せず、 

CIAやNSAの専門家を 

「学校に戻って勉強し直せ!」と罵倒を 

繰り返したほどだ。 


 そんな身勝手な人物にヨーロッパの 

指導者は背を向け始めている。 

ソレイマニ司令官の暗殺では珍しく足並み 

を揃えてアメリカの横暴に反発。 

「イランも問題だが、トランプはもっと 

問題だ」との共通認識に至った。  


 そのためヨーロッパ連合(EU)の 

ボレル外相はイランのザリフ外相を 

ブリュッセルに招き、ソレイマニ司令官 

暗殺後の対応を協議した。 

実はザリフ外相はイラン問題を討議する 

国連の場に出向こうとしたが、 

アメリカはビザ発給を拒否。 

ザリフ外相がニューヨークを訪問できな 

かったという経緯がある。 

これがトランプ政権のやり方だ。 


 こうしたトランプ大統領にドイツも 

フランスも手を焼いている。 

アメリカに拠点を構える 

「ドイツ・マーシャル・ファンド」の 

コレット上級顧問はこう言っている。 


 「ヨーロッパはトランプ大統領に愛想を 

尽かしている。アメリカ軍が中東から撤退 

しても、トランプ大統領が要求するように 

ヨーロッパが穴埋めをする保証はない」 


 核合意からの離脱で導火線に火をつけ 

ながら、そのツケをヨーロッパに回す 

トランプ流には同意できないというわけだ。  


 ソレイマニ司令官の暗殺直後、 

ポンペオ国務長官は「電話外交」に終始 

した。 

ヨーロッパやアジアからの孤立を避ける 

ため、司令官の殺害に至った経緯を説明 

しようとしたのだ。 

彼は中国をはじめイギリス、ドイツなど 

十数カ国と国連の責任者に電話をかけま 

くり、各国に応分の責任分担を求めた。 

ところが日本はまったく無視されて 

しまった。 

あれだけアメリカとイランの仲介役を 

要請していながら、日本は蚊帳の外と 

いうわけだ。


 ■本気ならイランを訪問すべき 


 にもかかわらず、安倍首相は11日から 

15日までサウジアラビア、アラブ首長国 

連邦(UAE)、オマーン3カ国を歴訪した。 

日本らしい「平和外交」だというが、 

もし本気でイランとアメリカの仲介役を果た 

す覚悟があれば、今こそイランを訪問すべき 

であろう。 

それをせず、何ら切り札もなく、周辺国を 

夫人同伴でなぞるような姿勢では、 

アメリカからもイランからも信頼を失う 

だけだ。(つづく) 

 (国際政治経済学者・浜田和幸) 


 【転載終了】 

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 前から言っているように、安倍首相 

は国際社会から相手にされていないの 

です。  


 安倍首相が相手にされないという 

ことは、日本が相手にされていない 

のと同じ事です。 

国民がよく考えて投票しないと、 

日本は世界のサイフにされてしまい、 

安倍首相が世界にバラ撒いた60兆円 

超はムダ金になってしまいます。 


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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