異例の黒川人事に激怒 ・・・

 日刊ゲンダイDIGITAL 


 【転載開始】


 ■異例の黒川人事に激怒 

 稲田検事総長が放つ「逆襲の一手」 

 公開日:2020/02/14  


 いつ“逆襲”するのか――。 

世間が新型肺炎の感染拡大に関心を 

寄せる中、「法の番人」と呼ばれる 

検察庁では今、稲田伸夫・検事総長 

(63)の動向に注目が集まっている。 

検察庁法で今月、定年を迎えるはず 

だった黒川弘務・東京高検検事長 

(63)が閣議決定で異例の定年延長 

となり、稲田総長が次期総長に起用 

を考えていたとされる林真琴・名古屋 

高検検事長(62)に代わって、 

黒川氏が次期総長に昇格する可能性 

が出てきたからだ。 


  官邸に近しいとされる黒川氏の異例 

人事は連日、国会質疑でも取り上げら 

れ、森雅子法相は答弁で、定年延長の 

理由について 

「重大かつ複雑、困難な事件の捜査・ 

公判に対応するため、黒川氏の指揮 

監督が不可欠だと判断した」と説明。 

菅義偉官房長官も13日の会見で、 

「首相官邸に近い黒川氏の人事が捜査 

や現場に悪影響を与えるのではないか」 

との質問に対し、 

「(人事は)検察庁の業務遂行上の 

必要性に基づいて、所管する法相から 

首相あてに閣議請議があって決定した」 

と反論したが、検察庁内ではこれらの 

説明を額面通り受け取る者は皆無だ。 


 「林さんはざっくばらんな性格で、 

記者との雑談にも気軽に応じてくれ 

る。昨年末には『いよいよ東京 

(高検検事長、総長)ですね』など 

と記者から声を掛けられた際、本人 

も笑顔で答えていました。ところが、 

今回の黒川さんの定年延長が公表さ 

れた時、林さんのコメントを得るた 

めに記者が集まったのですが、林さん 

は姿を見せなかった。これは相当、 

怒っているな、と思いましたね」

 (司法記者) 


 稲田総長にとってはメンツを潰さ 

れたのも同然で、このまま黙って 

いれば官邸の思惑通り、黒川総長が 

誕生することになる。 

そこで「何らかの手を必ず打ってくる」 

(前出の司法記者)とみられているのだ。


 ■官邸と手打ちするしか・・・ 


 稲田総長が反撃する手段は今のところ、 

2通りある。 

1つは、総長就任から2年を迎える今夏 

の退官勧奨を拒否し、検察庁法に定めら 

れた65歳定年まで続投する方法だ。 

ただ、このやり方だと、林氏の総長就任 

もなくなる。 

そこでささやかれているのは、林氏が 

7月の定年を迎える前に稲田総長と 

黒川氏がそろって退官する――という 

方法だが、官邸人事で半年間の定年延長 

が決まった黒川氏を途中で辞めさせる 

ことはできるのか。  


 「官邸と手打ちするしかないでしょう。 

そのための切り札は検察側にある。今まで

スルーしてきた国会議員に対する告発状を

バンバン受理して捜査を始めることも考え

られますが、手っ取り早いのは、IR汚職

事件で東京地検特捜部に収賄罪で逮捕、起訴

され、保釈された衆院議員秋元司被告を使う

ことですよ。秋元被告は、特捜部の調べに

対し、カジノ業者から賄賂をもらった国会

議員の中に現職 閣僚が含まれている、と

明かしたと言われている。保釈後も落ち込ん

だ様子は みられず、『悪いのは俺じゃない』

と言わんばかりの強気の態度です。立憲民主

党などの野党が要求している証人喚問にも

前向きというから、仮に検察が秋元被告に

水面下で『知っていることをすべて明かせば

罪を軽くしても構わ ない』と持ち掛ければ、

ベラベラ話す可能性はある。現職閣僚に飛び

火なんて展開になれば内閣は持たないでしょう」

(法務省担当記者) 


 検察と官邸が今以上にウラで手を握るのは

問題があるとはいえ、 稲田総長の「次の一手」

によって事態 が大きく展開するのは間違いない。


 【転載終了】

 ************************** 


  一番いいのは、これ以上汚点を 

残さないためにも、黒川氏が定年 

延長を辞退することです。 


  このままいったら、ただのバカ 

になってしまいます。 


 日銀の黒田氏も華々しい経歴に 

晩節を汚す汚点を残してしまいま 

したが、黒川氏も晩節を汚さない 

ためにも。 


 今回の人事は、IRの主犯と言わ 

れている菅官房長官だと言われてい 

ますね。


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

0コメント

  • 1000 / 1000