理不尽な要求に経営者は抵抗してほしい!

 怯むなANAホテル! 

ウソと詭弁を終わらせろ 


 【転載開始】

 ■評論家・佐高信氏 

 理不尽な要求に経営者は抵抗してほしい 

 公開日:2020/02/22  


 責任転嫁が服を着ているような 

安倍晋三もいよいよ追いつめられている。  


 特にANAインターコンチネンタル 

ホテルに毅然たる対応を望みたいとこ 

ろだが、日本経営者団体連盟代表常任 

理事で首相の池田勇人の御意見番だった 

桜田武は1965年に池田が亡くなって 

まもなく開かれた日経連臨時総会で、 

池田を失った悲しみからか、 

「戦後20年、かかる政治家しか育てら 

れなかったわれわれの不明を反省せねば 

ならない」と言い切った。  


 財界が政治家を育てることがいいこと 

だとは思わないが、こう断言する財界人 

もかつてはいたのである。 

桜田は師と仰ぐ宮島清次郎ともども勲章 

を拒否した人としても知られる。  


 政治家にすがって商売をしようとし、 

政権に対して直言する経営者など、 

まったくと言っていいほど見当たらない 

現代とはまさに隔世の感がある。 


 経済には経済の論理があり、政治には 

政治の論理がある。 


 経営の自己責任を説く桜田は、だから、 

1978年春に、新日本製鉄相談役(当時) 

の永野重雄が動いて、倒産寸前の佐世保 

重工を“政治救済”する話が持ち上がった時 

も、日経連設立30周年記念総会の席上、

「政府肝いりの仕事を私は排斥するもの 

ではありませんが、官民癒着は後進国政商 

のすることであります」と痛烈に批判した。  


 政治の圧力に屈せず、役所とケンカして 

まで宅急便を成功させたヤマト運輸の 

小倉昌男のような経営者もいる。 

数は少ないが確かに存在するのである。 


 ムチャクチャな言い分で経済もしくは 

経営の論理を崩そうとする安倍に対して、

 これでは商売はやっていけないと経営者 

は抵抗してほしい。 

何よりも顧客は一般の市民なのである。 

安倍の理不尽な要求より、彼らの喝采を 

浴びることを期待すべきだろう。 


 【転載終了】 

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 経団連の会長職で、戦後もの言う経営 

から、安倍政権下の会長はアベ友の様な 

キャノン御手洗、住友化学米倉、東レ榊原、 

日立中西と続いています。 

このように、財界トップがアベポチでは 

なかなか抵抗するのは難しいですが。 


 日本の経営者がサラリーマン化した 

象徴のような人物たちですねからね。 


 佐高信氏の言うように、権力には屈し 

ないでほしいものです。 

それには国民の強い支持が必要です。

 

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