コロナ患者激白第2弾「そのうち間違いなく自殺者が出る」!
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■コロナ患者激白第2弾
「そのうち間違いなく自殺者が出る」
公開日:2020/04/09
緊急事態宣言が出され、国内感染は
重大局面を迎えた。
先月末、新型コロナウイルスに感染し、
現在、西日本の病院の隔離病室に入院
している55歳男性会社員が感染者に
しか分からない苦悩、近親者から浴び
せられた心ない言葉、近隣住民から受け
た、いわれのない差別の数々を病床から
電話で語ってくれた。
◇ ◇ ◇
「鼻水出てるよ」
3週間ほど前、自分では気づかなかった
のですが、一緒にいた友人にこう言われま
した。
いま思えばそれが最初の症状です。
翌々日朝、体温を測ったら37度で昼すぎ
には38度まで上がり、夕方まで家で寝込
みました。
症状が出て4日目、体温は37度5分。
食欲がなかったため、好物のカップラーメン
を食べることにしたんです。
ところが麺もスープも何の味もしない。
食感も「何だ、こりゃあ」って。
まるで砂利を食べているような感覚でした。
2口だけ食べ、後は捨てました。
この頃からです。
腰と関節の節々がもの凄く痛くなり、
自力で立ち上がれないほどになった。
悪寒に襲われ、体温が38度5分まで上が
りました。
それから3日間、調子が良くなったり、
悪くなったり。
そんな時、病気療養中だった身内が亡く
なりました。
打ち合わせ、通夜、葬儀、火葬などに追わ
れ、慌ただしく過ごしたため、その間の記憶
は曖昧で食事もほとんど口にしていません。
お腹はグーグー鳴るけど、食欲はないという
状態でした。
症状を自覚する一方で、時間さえ経過すれば
回復するのではと甘く考え、マスクは外さず、
葬儀場の待合室でも1人で過ごすなど、極力、
人との接触を避けていました。
その後、食欲が出てきたため、
「これは快方に向かっている」と一瞬、喜ん
だのですが、それも束の間、10日前に鼻水
の症状を指摘してくれた友人の感染が判明。
翌日、PCR検査を受け、陽性が確認され、
即入院です。
どこから聞いたのか分かりませんが、
地方都市ということもあり、その日の夜7時
には街中に私の感染は知れ渡りました。
感染が分かり、一番初めに頭をよぎったのが、
濃厚接触者である親族のことです。
ところが感染を伝えると開口一番、
「何してんだよ、あんたのせいで感染するん だよ」
と罵られ、まるで殺人者のような扱いを受けました。
他の身内は「気にするな」と励ましてくれましたが、
気にするなという方が無理な話です。
迷惑を掛けたのは自分ですから。
自責の念にさいなまれ、打ちひしがれた私を 救って
くれたのは、看護師さんの
「あなたも被害者なんだから、気持ちをしっかり持ち
なさい」という一言でした。
感染経路に心当たりはありません。
強いて挙げるならば、JRと飛行機の移動中 です。
ただその間もずっとマスクをしていました。
糖尿病の持病がありますが、喫煙歴はなく、
入院後は症状が回復し、投薬も点滴も受けていません。
■「自殺者が出る」
感染症というのは病気との戦いはもちろん、
誹謗中傷、デマとの戦いでもあります。
親族が、酒席を共にした友人から
「おまえ、うつってんじゃねえか? オレに
うつったらどうしてくれんだ」と言われたそうです。
親族は陰性でした。
別のいとこは、葬儀に出席したことを勤務先の養護
施設に正直に申告し、1カ月の出勤停止になりました。
彼は60歳を越え、他に働く場所もなく、収入はわず
かでしたが、日給月給のため、その収入も途絶えました。
それなのに「気にすんなよ」と気遣ってくれ、涙が止ま
りませんでした。
感染しただけで、好奇の目で見られます。
田舎では村八分です。
体は治ります。病気は何とかなります。
でもメンタルはやられます。
誰もが感染したくてしたわけではありません。
そのうち、間違いなく自殺者が出ます。
【転載終了】
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こんな状況をつくってしまったのも、
政府が甘い認識だからですよね。
安倍首相は、何故「アベノマスク」 が
世界から失笑されたかも認識していない
のでは?
多分、側近も何も進言しないので しょう。
わざと進言しないで、失脚を狙っている
としか思えないお粗末さです。
クラスター担当の専門家会議医師が、
「緊急事態を1カ月で脱出するために は、
人と人との接触を7割から8割削減 すること
が前提だ」と求めていました が、
6割にトーンダウン。
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