安倍首相、恐ろしいほどの危機感の欠如・・・
Business Journal
【転載開始】
■安倍首相が星野源コラボ投稿、
恐ろしいほどの危機感の欠如・・・
国民の苦境への“無理解”露呈
2020.04.12
安倍晋三首相が4月12日、
シンガー・ソングライターで俳優の
星野源さんの曲「うちで踊ろう」の
動画に自身が自宅でくつろぐ姿を
“コラボ”として公式ツイッターに
アップした。
この投稿に対して、
「休業補償もなく、休業要請された人
はこんなに心にゆとりのある時間が
持てるでしょうか?」
「窮地に立たされてる国民の気持ちを
逆撫でするような投稿はやめていただ
きたい」 といった批判が殺到している。
これは、当然の反応だと思う。
緊急事態宣言を受けて休業を余儀なく
されたが、補償がなく、今月の家賃や
光熱費をどう工面しようと思い悩んで
いる人、あるいは勤務先の売り上げが
激減して、リストラの不安にさいなま
れ、失業するのでないかと危惧してい
る人からすれば、安倍首相の神経が理解
できないだろう。
今回の“コラボ”投稿もそうだが、
コロナ禍への安倍首相の一連の対応を
見ていると、次の5つの特徴が認められる。
(1)危機感の乏しさ
(2)現実否認
(3)現状認識の甘さ
(4)自覚の欠如
(5)想像力の欠如
まず、信じられないほど危機感が乏しい。
これは、目の前の現実をきちんと見ようとし
ないからであり、必然的に現状認識が甘く
なる。
その結果、対応がすべて後手に回っている。
また、国家の指導者としての自覚が欠如して
おり、何をしなければならないかも、
何をしてはいけないかもわかっていない。
最も深刻なのは想像力の欠如であり、
自分の言動が国民の反感と怒りをかき立て
ることを想像できない。
厄介なことに、悪気があるわけではなく、
むしろ国民のためになると思っているふし
があり、かなりズレている。
それが一番怖い。
これらの5つの特徴を併せ持つ人を、
“診断つけたがり症候群” の私は、
「パンがなければお菓子を食べればいい
じゃない」という名言を残した
マリー・アントワネットにちなんで
「アントワネット症候群」と呼んでいる。
安倍首相は典型的な
「アントワネット症候群」のように見え
るが、妻の昭恵夫人も同様であり、
この2人は「似た者夫婦」もしくは
「割れ鍋にとじ蓋」の夫婦といえる。
ルイ16世とマリー・アントワネットの
夫婦も、2人とも5つの特徴を併せ持って
いた。 そのせいで国民の反感と怒りを買い、
結局ギロチンにかけられた。
安倍首相と昭恵夫人も、国民の気持ちを
逆撫でするようなことを繰り返していると、
さすがに断頭台に送られることはないに
せよ、いずれ権力の座から引きずりおろ
されるのではないかと懸念する。
■へつらい者の害毒という「ペスト」に感染
した安倍首相
もう1つ私が懸念するのは、この“コラボ”
投稿を止める者が側近のなかに誰もいな
かったことである。
おそらく側近はイエスマンか忖度の達人ばか
りで、安倍首相の自尊心を傷つけるような
ことは誰も言わないのだろう。
ルネサンス期のイタリアの政治思想家
マキアヴェッリは、「側近に誰を選ぶか」
の 重要性を強調し、
「側近の選択の良否は、人の上に立つ者に
とって重要このうえもないことになるので
ある」と述べている。
マキアヴェッリによれば、側近の人選に
ついては常に
「へつらいおもねる者たちから、どのように
すれば逃れられるか」を考えなければなら
ないという。
なぜかといえば、
「人間というものは誰でも、自尊心をくすぐ
られるのは気分の良いもので、それでつい、
この『ペスト』に感染してしまう」からだ。
安倍首相は、新型コロナウイルスに感染
する前に、へつらい者の害毒という「ペスト」
に全身を侵されてしまっているように見える。
それが「アントワネット症候群」を悪化させ、
結果的に国民の反感と怒りに拍車をかけている
のではないだろうか。
(文=片田珠美/精神科医)
【転載終了】
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頭のネジが何本も外れているんでしょうね。
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