自民幹部「もたない会社潰す」・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■自民幹部「もたない会社潰す」
発言に透ける安倍政権の本音
公開日:2020/04/15
安倍政権の正体見たりだ。
自民党の若手議員による議員連盟
「日本の未来を考える勉強会」の
会長を務める安藤裕衆院議員が、
“ある幹部”の衝撃発言をネット番組
で暴露。
弱者切り捨ての問題発言が物議を
醸している。
「日本の未来を考える勉強会」は
先月11日、コロナ対策を担う
西村康稔経済再生担当相に提言書を
提出。
修正を加えた後、
①50兆円規模の補正予算編成
②休業補償
③消費税ゼロ――を求めた。
ところが、政府はずーっと
「国として事業者の休業補償を取る考え
はない」(西村)の一点張り。
政府の対応に業を煮やしたのか、安藤
が今月11日放送の右派系ネット番組で、
次のように暴露したのだ。
〈自民党が冷たくなったよねというのは
その通りで、提言の話で「損失補償、粗利
補償しないと、企業絶対つぶれますよ」と
いう話をある幹部にしたときに、「もたな
い会社はつぶすから」と言うわけですよ〉
なんと、自民党幹部が企業倒産を容認
する発言をしていたというのだ。
一体、暴言を吐いたのは誰なのか。
安藤が提言書を持って行った西村なのか、
自民党の岸田文雄政調会長なのか、
それとも別の誰かなのか――。
改めて安藤議員に暴露の真意を聞くと、こう
答えた。
「誰が『もたない会社をつぶす』と言った
かは、ご想像にお任せします。あらゆる会社
を突き放すのではなく、体力がない、あるい
は放漫経営の会社を指して発言したのではな
いか。いずれにせよ、国が企業に救済措置を
せざるを得ない状況です。どんな会社も一律
に救うべきと考えています」
身内をかばっているのか、暴言の主は明か
さなかったが、「弱者見殺し」政権のホンネ
が透けて見える。
■コロナ関連倒産は急増中
東京商工リサーチによると、コロナ関連倒産
は急増している。
2月2件、3月23件だった全国の倒産件数は
4月に入ってすでに30件(14日時点)。
「放漫経営だからしょうがない」と見捨ててい
る場合ではない。
経済評論家の斎藤満氏がこう言う。
「米国ではリーマン・ショックの時、雇用が
1年ぐらいかけて減っていきましたが、コロナ
ショックでは2週間で1000万人が失業しま
した。経済ダメージへのスピードがまるで違い
ます。コロナ関連倒産はリーマン・ショック
関連倒産を超えるのではないか。今後、人件費
をカットしても生き延びられない企業が続出す
るでしょう」
リーマン・ショック時の2008年の倒産は
1万5646件、09年は1万5480件。
これを超えるとはすさまじい事態だ。
いったい誰が「倒産容認」発言をしたのか、
ハッキリさせるべきだ。
【転載終了】
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2020年は、成長率が3%落ちこむ見通し
で、2021年度は5.8%にやや増えるが、
IMFは「不確実性が非常に高い」とし、
パンデミックの行方次第で予測より大幅
に 悪い結果となる可能性があると警告し
てい ます。
21年に再び感染が拡大し一段と規制せ
ざるを得なくなった場合、基本シナリオに
基づ いた21年のGDP見通しは5─8%ポイン
ト 低下し、世界経済が2年連続でマイナス
成長 になると。
IMFは「世界経済は今年、大恐慌以来で最悪
の景気後退に陥る可能性が高く10年前の世界
金融危機よりも深刻な状況となるだろう」と
指摘しています。
安倍不況だった日本は、かなり深刻な状況に
追いこまれる可能性も。
内定取り消しの横行や若者のリストラにより、
失業率が跳ねあがる可能性も・・・
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