安倍総理のフェイクニュースを垂れ流すメディア!
ファクトチェック・ニッポン!
【転載開始】
■深刻なのは安倍総理のフェイクニュース
を垂れ流すメディア
公開日:2020/04/22
安倍総理は4月13日に開かれた
自民党役員会で、新型コロナウイルス
への対策について、
「休業に対して補償を行っている国は
世界に例がなく、わが国の支援は世界
で最も手厚い」と語った。
これは108兆円の経済対策について
語ったものだが、この中の30万円の
給付についても批判が相次いだこと
は既に説明する必要もないだろう。
その4日後には1人10万円の給付を
追加している。
そもそも、
「休業に対して補償を行っている国は
世界に例がなく」というのは、事実な
のか?
ドイツのベルリンでオーボエ奏者と
して活動している渡辺克也氏に話を
聞いたところ、
「政府が補償を手厚くしてくれるので、
安心して自宅にこもっています」と話
した。
ドイツの感染者数は日本の比ではない。
渡辺さんの演奏は全てキャンセルと
なっている。
渡辺さんは30年前にドイツに渡り、
オーケストラに15年間所属。
現在はソリストで、税制上はフリーランス
だ。
ベルリン州に申し込んで2日後には
5000ユーロが振り込まれたという。
更に、オーケストラの組合から500ユーロ、
著作権協会から250ユーロの寄付があった
という。
合計額は日本円にして、約70万円となる。
「経済的な危機感はありません。あとは
感染を避けるだけです」と話す言葉には
余裕さえ感じた。
その手続きについて尋ねると、
「住所、マイナンバー、『不正はしません』
『税務処理時に申告します』といった誓約
7項目にチェックを入れるだけの、15分も
かからない簡単なインターネットでの申し
込み」だったという。
ただ、すんなりとはいかず、
「3月27日正午から申し込みが始まりまし
たが、サイトにつながらず待つこと30分。
つながったら『あなたの前に2万人待って
いる人がいる』との表示が表れ、のけぞり
ました。順番が来たのは翌日夜でした」と
いう程度の混乱はあったという。
しかし、この程度は日本では「混乱」とは
言えないだろう。
渡辺さんは音楽家だが、別にこれは音楽家
だけに対する補償ではない。
JETROの資料によれば、これは個人事業主
全般をカバーするものだ。
1人事業者だと5000ユーロだが、複数だと
増額されている。
つまり、
「休業に対して補償を行っている国は世界に
例がなく」は事実ではない。
加えて、「わが国の支援は世界で最も手厚い」
も極めて怪しい。
安倍総理は各国の補償についても把握して
いるはずで、これはファクトチェックの判定
でいえば、事実でないと知りながら事実では
ない情報を流すフェイクニュースだ。
緊急事態宣言が出されているこの時、
国のリーダーが最もやってはいけないことが
フェイクニュースの拡散であることは言うま
でもない。
それにしても深刻なのは、総理のフェイク
ニュースをそのまま垂れ流すメディアだ。
アメリカではトランプ大統領が記者会見で
事実ではない情報を流すことが問題になり、
CNNは会見の途中でも事実と異なる発言に
ついては「事実ではない」と指摘するよう
にしている。
NHKも総理の発言を繰り返すだけの記者
解説などやめて、CNNを見習ってほしい。
【転載終了】
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日本社会がサル化していると言われて
います。
「サル」というのは「朝三暮四」の
サルのことであり。
サルが今の自分さえよければそれでよ
くて、未来の自分にツケを回しても
気にならない。のだと言われています。
なんか、渋谷の若者が他国のお祭りで、
大騒ぎしているのを見ると、なんとなく
分かりますね。
この国の未来って、どうなるのだろう
と思ってしまいますね。
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