“資金繰り倒産”加速 中小企業6割が6月末までに破綻の恐れ!
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■“資金繰り倒産”加速 中小企業6割が
6月末までに破綻の恐れ
公開日:2020/04/27
凄まじい倒産ラッシュになりそうだ。
中小企業の6割が「6月末」までに
資金繰りに行き詰まり、破綻する恐れ
が強いことが分かった。
「新型コロナウイルスの感染拡大が
いつまでに終息すれば経営的に乗り切
れるか」―。
中小企業に法人向け生命保険を販売して
いるエヌエヌ生命保険が、全国の経営者
7228人にインターネットで調査した
結果は衝撃的だ。
「3月末」(7・1%)、
「4月末」(20・3%)、
「5月末」(16・6%)、
「6月末」(15・5%)と、
「6月末」までとした回答が59・5% に
のぼった。
要注意なのは、この調査は、まだ政府
が「緊急事態宣言」を発令する前の、
3月27~31日に行われていることだ。
安倍首相が「人との接触8割減」を訴えて
いることもあって、緊急事態宣言の発令後、
人の動きが縮小し、一気に消費 が冷え込ん
でいる。
それだけに、調査時点より、さらに逼迫
している可能性が高い。
経済評論家の斎藤満氏が言う。
「大企業と違って、中小企業はほとん
ど内部留保がない。売り上げがゼロになっ
た 場合、手持ち資金でしのげるのは、せい
ぜ い2カ月程度でしょう。ほとんどの経営
者は、緊急事態宣言が発令される前、これ
ほ ど消費が落ち込むとは想像していなかっ
た はずです。なにしろ、新幹線の乗車率が
ゼロになるほど、経済活動がストップして
いる。大変なのは、売り上げがゼロでも、
家賃や人件費などの固定費は支払わなけれ
ばならないことです。政府も、中小企業対
策を打ち出していますが、スピードがない。
たとえば、東京・港区の業者が、資金援助
を区に頼もうと思っても、面談できるのは
6月だといいます。これでは、面談前に
手持ち資金が尽きてしまう。このコロナ禍
は、簡単に終息しそうにない。このままで
は、6月末に6割破綻より、もっとヒドイ
状況になっておかしくありません」
失策続きの安倍政権は、大急ぎで支援策
を打ち出さないとダメだ。
【転載終了】
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これは中小企業だけの問題ではないで
すよね。
今まで以上に消費が落ち込み、大手の
売り上げにも大きな打撃を与えます。
この先、政府がやるべきことは、消費税
の減税です。
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