ウオッチ・ドッグ機能果たせない日本メディア!

 日本外交と政治の正体 


 【転載開始】 


■ウオッチ・ドッグ機能果たせないと 

 断言された日本メディア 

 公開日:2020/05/01  


 国境なき記者団が毎年行う報道自由度の 

世界ランキングが今年も発表された。 


 日経新聞などの大手メディアは共同通信 

を引用し、

「報道自由度、日本66位  国境なき記者団、

1つ上昇」と報じた。


  見出しで、印象はすっかり変わる。 

仮に見出しが 

「報道の自由度、日本66位。G7中最下位。 

韓国・台湾の下」と報じられていたら印象は

 どう変わっていただろう。


 ランキングのトップは北欧諸国が占め、 

G7では、ドイツが11位、カナダが16位、 

フランスが34位、英国が35位、イタリアが 

41位、米国が45位、日本は66位だった。 


  アジアでは韓国が42位、台湾が43位で

ある。 


 日本に近い国はポーランド(62位)、 

アルゼンチン(64位)など、かつてメディア

 弾圧があった国々である。 

国境なき記者団は各国について、短めのコメント 

付している。


  日本についてはこうだ。  


 「ジャーナリストたちは伝統、及びビジネス 

利益から、民主主義のウオッチ・ドッグとして

 の役割を演じるのが困難とみなしている。

 ジャーナリストは安倍首相が首相になってから、

 彼らに対する不信の雰囲気に不満を持ってきて 

いる。記者クラブはフリーランス記者と外国人 

記者を差別し続けている。ソーシャル・ネット 

ワークにおいて、東京電力福島第1原発といっ 

た『反愛国的』テーマを扱ったり、政権を批判 

したりする記者がSNS上で攻撃を受けている」  


 ところが、日本の主要各紙でこのコメントの 

記述は見られない。 

さすがに自らを 

「ウオッチ・ドッグの機能を果たしていない」 とは

書けなかったのだろう。 


  報道機関には2種類ある。 


  権力に迎合し、権力の代弁をし、そして権力 

の一部を担っていると位置付ける。 

旧ソ連共産党の機関紙プラウダ紙がその代表で 

あり、社会のさまざまな特典を享受できる。


 これに対し、権力の暴走を厳しく批判する

 「ウオッチ・ドッグ」としての機能を果たす

 西側諸国のメディアがある。 

権力の圧力と戦う姿勢を持ち、「アメ」を避け、

 「ムチ」に耐え、初めて「ウオッチ・ドッグ」 

機能が確立する。

 「ウオッチ・ドッグ」機能を果たしていること 

に誇りを持っている。 


  日本のメディアは販売部数こそ多いが、

 質的に世界の一流紙の仲間ではない。 


 【転載終了】

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  安倍政権の番犬化いたマスコミが安倍退陣 

後も信用されないのは明白です。  


 唯一残されている道は、アベ友化した経営陣 

を退陣させることです。 


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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