囁かれる「6月内閣改造」説・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■支持率急落で安倍1強も崩壊・・・
囁かれる「6月内閣改造」説
公開日:2020/05/22
関西圏の「緊急事態宣言解除」を決めた
にもかかわらず、記者会見を開かなかった
安倍首相。
黒川弘務東京高検検事長の辞任について
聞かれるのを嫌がったのは明らかだ。
支持率が急落し、“安倍1強”も崩れ始めた
安倍周辺は、「レームダックになる」と
焦りはじめているという。
そこで打開策として「6月内閣改造」説
が囁かれている。
◇ ◇ ◇
もともと、政界では「9月内閣改造」説
が流れていた。
6月説が囁かれているのは、このままでは、
とても9月まで政権が持ちそうにないからだ。
安倍周辺が危機感を強めているのは、
安倍1強が音を立てて崩れはじめていること。
首相肝いりの“アベノマスク”を、閣僚さえし
ていないのが象徴的だ。
安倍官邸の力が絶頂だった時なら、自民党
議員はゴマスリのためにほぼ全員着けてい
たはずである。
これ以上、支持率が下落したら、“総辞職” を
求める声があがりかねない。
■大臣ポストで「反アベ」を抑え込む
党内の“反アベ”の声を封じ込め、もう一度、
求心力を強めるためには「内閣改造」しか
ないということらしい。
「総理大臣の最大の武器は“解散権”ですが、
さすがにコロナ禍が収まるまでは行使できな
い。求心力を取り戻す方法は、内閣改造しか
残されていないのが実情です。大臣の顔ぶれ
を変えれば、沈滞した空気も変わる。森雅子
法相ら無能な大臣も一掃できる。なにより、
大臣ポストを目の前にぶらさげれば、安倍
首相のコロナ対策に不満を持つ自民党議員も
おとなしくなる。6月改造説を流しながら、
実際には、7月や8月まで内閣改造を引っ
張れば、それだけ求心力も長く維持できま
す」(政界関係者)
内閣改造を行う時、コロナ対策を理由に
「挙党内閣」を掲げるとみられている。
断られることを前提に“天敵”の石破茂にも
入閣を打診、反アベに回りそうな人物を
取り込む算段だとみられている。
しかし、政権末期のような状況になって
きた安倍政権が、内閣改造で息を吹き返す
のかどうか。
内閣は<解散すれば強化され、改造すれば
弱体化する>のが定説である。
大臣に就けなかった多くの議員が、恨みを
強めるからだ。
立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)が
言う。
「内閣支持率が下落しているのは、国民
にだけ自粛などの犠牲を強いながら、いつ
までたっても、政府は有効なコロナ対策を
実施しないからです。自民党が安倍官邸の
コロナ対策に異議を唱え始めたのも、この
ままでは自分たちも国民から見放されると
感じているからでしょう。たとえ内閣改造
をしても、もう安倍首相に状況を変えられ
る力は残っていない。改造しても、すぐに
安倍批判が噴出するだけです」
内閣改造は悪あがきに過ぎない。
このままでは、いずれ総辞職に追い込まれ
るだけだ。
【転載終了】
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総辞職で潔く身を引くべきです。
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