異例の告発不受理が明るみに・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■黒川氏“桜疑惑”封じに暗躍か
異例の告発不受理が明るみに
公開日:2020/05/29
やっぱり“官邸の守護神”は事件を潰し
たのか――。
東京高検検事長だった黒川弘務氏が賭け
マージャンで辞職する直前、安倍首相の
重大疑惑「桜を見る会」に関する市民の
告発が、検察庁によって「不受理」とさ
れていたことが分かった。
告発は、神戸学院大教授の上脇博之氏
らが今年1月14日に行ったもの。
教授らは「桜」問題を巡り、安倍首相
本人を背任罪で東京地検に告発したが、
同31日、検察庁から「不受理」の通知
が届いたという。
通知文には不受理の理由として
「代理人による告発は認められない」と
いう趣旨が記されていた。
この検察の判断は極めて異例だ。
上脇教授らはこれまで、下村博文元文科相
の後援会が受け取った加計学園 からの
パーティー券収入が収支報告書に 不記載
だった問題や、猪瀬直樹元東京 都知事が
徳洲会から受け取った 5000万円が
公選法違反だとして、 今回同様、代理人
弁護士を通じて告発状 を東京地検に提出
している。
他にも複数の告発を行ってきたが、過去、
「代理人による告発」との理由で不受理に
されたことは一度もなかったという から
不可解だ。
この点を26日の衆院法務委員会で
突いた共産党の藤野保史議員の質問に、
法務省の川原隆司刑事局長は
「通説的に、告発については刑事訴訟法の
規定を基に『代理』を認めないと解してい
る」と一般論を展開。
「過去に同様の例はあったか」と追及され
ると、「把握できていない」とダンマリを
決め込むしかなかった。
黒川氏はやっぱり暗躍していたのか。
教授らの告発がはじかれた1月31日は、
ちょうど黒川氏の定年延長が閣議決定され
た当日。
次期検察トップへの道が開けた日でも
あった。
上脇教授はこう言う。
「現場の検察官らが次期トップに忖度し
たのか、黒川氏自身が部下に指示したの
かは不明ですが、黒川氏の存在が『不受
理』と判断する原因となったように見え
ます。もちろん、安倍首相本人が告発の
対象だったことも影響したのでしょう。
悪しき前例を残さないためにも、今後も
反論していくつもりです」
“守護神”が力業で潰さなければならな
いほど桜疑惑は根が深いということなの
か。
【転載終了】
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検察は、河井案件に集中したいのでは?
現在、自民党本部の調査に入っており、
自民党の金庫番と言われる古参M議員の
事情聴取が行われているようです。
並行して、安倍事務所への調査も入って
いるようです。
自民党も1.5億円は『安倍マネー』であり、
幹事長は関係ないと言っているようです。
ターゲットは、安倍首相と見ることもで
きますよね。
いずれにしろ、河井逮捕の場合、供述で
安倍首相の指示となれば・・・
とにかく、巨悪を安眠させてはいけま せんね。
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